TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

<がん患者「10年生存率」59.4%>の記事を読んで思うこと

 先日(4月22日に受けた、EU内視鏡検査の結果を聞きに行ってきた。先のCT検査で見つかった胆嚢のポリープは良性の線筋腫とのことであった。一応は悪性腫瘍(がん)の恐れは回避された。癌は治る時代になったとしても恐い病気であることには変わりはない。

 本日(2021年4月28日)の朝日新聞朝刊に、<がん患者「10年生存率」59.4%>という記事が載っていた。興味深いので概要を転記してまとめておきたい。
 国立がん研究センターは、4月27日、がんと診断された患者の「10年生存率」が59.4%だったと発表した。日本の各地域で治療拠点となっている240病院の24万人を対象とした国内最大規模の調査であり、10年生存率を公表したのは初めてである。
 2008年に診断を受けた人を10年間追跡し、胃や大腸など15種のがんについて集計した。前立腺がんがほぼ100%、乳癌で90%となった。一方で、小細胞がん9.1%、膵臓がんは6.5%だった。がんの進行度を示す4段階のステージ全体でみたもので、ステージが進むと生存率は低くなる。
 治療後の経過をみる目安として、これまで5年生存率が使われることが多かった。今回の調査で、がんの種類によって診断から5年が経った後も生存率が下がることがわかり、長期で経過を観察する必要性が浮き彫りになった。
 (天野彩、熊井洋美さんの記事だ)