TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

私の「医人」たちの肖像―(150)脳外科医の寶金清弘さんが北大総長

 ズーム会議が盛んである。所属している日本ペンクラブの年次総会、日本医学ジャーナリスト協会の年次総会もズームで開催の案内がきた。地元の住宅の自治会の役員を今期(4月から)から引き受けることになった。これは、5月15日(土曜日)の17時30分から行われる。できるだけ少人数で行いたいので、ズームでの参加を推奨している。全くな何もかもオンラインでズームとやらで人と人の関係はどうなるんだろうと些か嫌気がさしてきた。ここへきて、北海道大学東京同窓会2021年(令和3年度)総会の案内が一昨日届いた。
 「長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年度より開催してまいりました評議委員会、理事会他の各種会議は全ておインライン会議で開催してきましたが、今総会も一堂に会しての開催は難しいと判断し、オンラインの開催とさせて頂きます。」
 そして、この案内の後段にこうある。「なお、今総会に先立ち、北海道大学寶金総長をWEBでお繋ぎし、北海道大学の今後の方向性などを興味深いお話を頂く予定となっております。」
 ええ、寶金さんが北大総長になっているんだ。最近、東京大学筑波大学旭川医科大学等々、大学の総長の言動、また学長(総長)の選び方(選挙)を巡って混乱が起きている。このことが新聞の特集記事になっているくらいだ。北海道大学もその一つで、全学長(総長)のパワハラ問題が起こり、文部科学省から学長の罷免措置がなされた。そのため、北大は暫くのあいだ総長は空席だった。
 あの脳外科医の寶金さんが北大総長なんだ。吃驚した。いまから、20年くらい前に寶金さんが、まだ北大のぅ神経外科の講師(40代後半か)の時代に、私が編集に携わっていた雑誌『脳神経外科』の編集方針をめぐって寶金さんに取材して意見を頂戴した。たしか、場所は東京駅ビルないのレストランで、医学編集のSH君と、医学雑誌担当のSMさんが一緒だった。寶金さんは、若手バリバリの脳外科医で、たしか脳のMRI研究のために、新潟大学脳研究所への国内留学から北大の戻った頃かもしれない。寶金さんは、その時から暫くして札幌医科大学の教授に就任された。そのときから、数年後にこんどは北大脳神経外科の教授の急逝に伴い、北大脳外科教授になった。多分、2010年ころのことだった。そのときから既に10年が経過して、寶金さんは総長に上り詰めていたのだ。「上り詰める」は語弊があるかもしれないが、自薦で立候補したのか、余人をもって代えがたしとして選ばれたのだろうか。今の時代、インターネットにいろいろと経緯がのっているかもしれないんで調べた。
 寶金さんは,1954年9月札幌生まれ。もう66歳だから、私よりも8歳若いだけなんだ。2000年11月に北大助教授、2001年11月には札幌医大教授に就任。2010年3月に北大大学院教授。2013年4月~2017年4月まで北大病院長をしている。こんかんい、北大副理事、2017年には北大副学長をを務めている。2019年4月に、札幌の時計台記念病院長になっている。ということは、2019年に定年退官したのだろうか。2019年9月に北大大学院保健科学研究院特任教授。2020年10月北大総長就任となっている。

(更新予定)