TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「ファイザー製ワクチン接種ー変異株に中和抗体」らしいぞ

 「ファイザー製ワクチン接種ー変異株に中和抗体」の記事が出ていた。横浜市大の研究チームが5月12日に発表した。5月13日の、朝日新聞夕刊の記事から記憶と記録のために纏めておきたい。
 <ファイザ―製の新型コロナウイルスのワクチンを接種した人の約9割で、変異ウイルスに対しても有効性がきたいできる「中和抗体」がつくられていたという研究結果を、横浜市大の研究チームが発表した。
 従来株のほか、英国型、ブラジル型、南アフリカ型、インド型など計7種の変異株に対するワクチンの効果を検討した。3~4月、新型コロナへの感染歴がなくワクチンを接種した医療従事者105人(平均42歳)から、接種前と1回目と2回目の接種後の血液をそれぞれ採取。本物のウイルスを使わない独自技術で、血液中に感染を防ぐ効果が期待できる「中和抗体」が十分に作られているかを調べた。
 その結果、1回目の接種でも従来株については57%の人で十分な量の中和抗体が得れたが、変異株については、十分に得れれないケースが目立った。一方、2回目の接種後では、英国型94%、インド型97%など、どの変異株でも9割以上の人で十分な中和抗体がつくられた。
 今回つかわれた中和抗体の基準値は、従来株にたいしてのものだ。変異株の感染を防ぐにはより多くの中和抗体が必要な可能性もあるとしたうえで、同大学医学部の山中竹治教授(医療データサイエンス)はいま確認されている変異株であれば、「既存のワクチンでかなり対応できる可能性がある」と話している。(中井なつみ、野口憲太さんの記事より)

<コメント>とても興味深い意義ある記事だ。新型コロナウイルス感染の医療に携わっている医師や看護師さんは、早期にワクチンを接種して欲しい。同時に、これは一つの治験の役割も果たすだろう。先行するワクチン接種者については、その効果のほどをもっとたくさんの研究を進めて、公表してほしい。

■モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン到着■
 米国のバイオ企業モデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンが,5月13日午前に、ベルギー・ブリュッセルから日本航空の貨物専用便で、関西空港に到着した。輸入販売を担う武田薬品工業によると、国内への到着は、4月30日の第1便に次いで2回目となる。モデルナ製ワクチンは、現在、承認審査中。政府が東京と大阪に開設する大規模接種センターで使用する予定とのことだ。
<コメント> モデルナ製ワクチンも、mRNAを用いたワクチンだ。ファイザー製のワクチンと同じく、米国の企業のワクチンの製造がベルギーというのはいかなる理由なのだろうか。それと、ワクチンが届いたのに承認審査中というのも理解できない。