TomyDaddyのブログ

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アルツハイマー病の新治療薬「アデュカヌマブ」新規承認へ(FDA)

 FDA米食品医薬品局)は、6月7日、米製薬大手バイオジェンと日本のエーザイが開発したアルツハイマー病の治療薬候補「アデュカヌマブ」の製造販売を条件付きで承認した。これは、アルツハイマー病の原因とされるたんぱく質アミロイドβ)に作用する新しいタイプの薬とのことだ。
 条件として、製薬会社が承認後も試験を行い、効果などを確かめるように求めた。効果が十分に確認できなければ、承認を取り消す可能性もある。これまでは症状を一時的に軽くする治療薬しかなかった。軽度認知障害という、「早期」に治療を始められ、認知機能の低下を長期間抑えることが期待される。日本では、昨年12月に申請され、審査されている。
 FDAは発表で、有効性に不確実性があったことや専門家の間でも見解が分かれたことをしめしつつ、「利益がリスクを上回る」として承認を決めた。
 世界の認知症患者は約5千万人。日本国内の患者は約600万人で、その7割がアルツハイマー型とされる。
 (上記は、朝日新聞夕刊、6月8日、より。ニューヨークの外信だ。)

<コメント>
 アルツハイマー病の治療薬というと、アリセプトが有名だ。10年くらい前に、義母が認知症になったとき、主治医の小阪先生から、アリセプトと他の貼り薬も処方して貰った。しかし、効果があるのかどうかは分からなかった。
 アデュカヌマブの承認は画期的なものである。われら認知症の予便軍としては、まずは認知症を防ぐために前向きに生きるしかないだろう。しかし、既に脳内にアミロイドβが蓄積されているとしたらどうしたらよいだろうか。

 ■現在承認されているアルツハイマ―病の薬■
 (1)ドネペジル(日本名、アリセプト

 (2)リバスチグミン(日本名、リバスタッチパッチ)
 (3)ガランタミン(日本名、レミニール)

 (4)メマンチン(日本名、メマリー)