TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

米、ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン5億回分を他国へ

 新型コロナウイルスワクチンの接種を先週6月4日に受けた。幸いにも副反応は皆無だ。接種後の針刺し部位の痛みも消えた。2回目は、6月25日に予定している。
 私の周りの同世代の高齢者も接種予約がとれた者が多い。ただ、ある者は川崎市の集団接種会場で、アストラゼネカ製のワクチン接種を予定だと言う。横浜市の方は、東京・大手町の自衛官による集団接種を予約したいっていた。こちらのワクチンは、モデルナ製のワクチンだと言う。ファイザー製のワクチンだと、一度目と二度目の間は3週間以上、モデルナとアストラゼネカのワクチンの場合は,4週間以上の間隔が必要とされている。ファイザー製とモデルナ製ワクチンは、mRNAを用いたワクチンだが、アストラゼネカ製ワクチンは、ウイルスベクターを利用して作製されたものだ。アストラゼネカ製ワクチンについては、欧州における接種で血栓ができた事例があったとされる。また、ウイルス変異株に対しての効果は、ファイザー製の方がモデルナやアストラゼカ製のワクチンよりも高いとの報道もある。
 以上を、鑑みるとファイザー製ワクチンのほうが優れているようにも思えるがどうか。こんな、状況下で日本政府は、輸入したアストラゼネカ製のワクチンを、ワクチン導入に後れをとっている台湾に贈与するとの報道もなされた。これに対して、中国政府が不快感を示したようだ。

 ■米国、ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン5億回分を他国へ■

 米国の新聞、ワシントン・ポストは6月9日、米政権がファイザー製の新型コロナウイルスワクチン5億回分を購入して、世界に寄付すると報じた。同紙によると、2億回分は今年提供し、3億回分は来年の前半に提供することになるという。これらのワクチンは、WHOなどが主導する「COVAXファシリティー」を通じて送ることになるという。(以上は、ワシントン、ロンドンより外信、6月10日、朝日新聞夕刊より)