TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「一粒の麦ー荻野吟子の生涯」(映画)をみてきた

 「一粒の麦ー荻野吟子の生涯」(映画)をみてきた。監督は山田火砂子さんだ。上映の前に89歳という高齢の山田監督が挨拶にたった。主に次作「われ弱ければ 矢島梶子伝」の宣伝をされた。キッチリと15分で話を纏められていたので驚いた。今回の映画「一粒の麦」も「われ弱ければ」も原作三浦綾子さんの映画化である。
 共に江戸末期から明治の時代に駆け抜けていった女性の自立と差別と闘った実話に基づく物語である。本日の、「荻野吟子伝」は日本の女医の第一号と言われる荻野吟子の一生を描いている。シーボルトの娘の稲も医師になったと思うが、生粋の日本人女性として医師の道を切り開いたのは荻野吟子が初めてであろう。良い映画であった。
 荻野吟子については、他の人も書いていると思う。もしかしたら,吉村昭さんの「日本医家伝」にも入っているだろうか。