TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

アルツハイマ―病新薬 アデュカヌマブ 「有効性に疑問」か

 見捨てておけない記事が朝日新聞(2021年7月5日)に出ていた。纏めておきたい。

 アデュカヌマブは認知機能の低下を長期間抑える世界初の薬として、6月7日に米国で条件付きで承認された。ところが、FDA米食品医薬品局)の独立委員会のメンバー3人が抗議のために辞任し、米下院も調査する方針だと言う。日本ではいま審査中だが、時間をかけて判断すべきと専門家も指摘する。

アデュカヌマは米国で臨床に使われ始めている。開発したエーザイと米バイオジェンは価格の目安として年5万6千ドル(約620万円)と示した。

開発中のアルツハイマ―病新薬

(1)バイオジェン(米)レカネマブ 認知症前段階~軽度 第3相(最終段階)点滴
   
(2)ロッシュ(スイス) ⇒ ガンテネルマブ 認知症前段階~軽度 第3相 注射
   
(3)イーライリリー(米) ⇒ ソラネズマブ 発症前 第3相 点滴
              ドナネマブ 認知症前段階~軽度 第3相 点滴

              ザゴテネマブ 認知症前段階~軽度 第2相

(4) 富士フィルム ⇒ T-817MA 認知症前段階~軽度 第2相 経口

(5) エーザイ ⇒ E2814 発症前~中等度を想定 第1相 (初期段階) 点滴
           E2511 認知症前段階~重度を想定 第1相 経口