TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

新型コロナウイルス感染拡大―「医療機能不全」「自分で見守る段階」

 8月7日(土)のバスで上高地からバスで酷暑の新宿バスタに帰ってきた。上高地での滞在は、標高1500メートルなので朝晩は寒いくらいで贅沢な避暑を楽しんだ。翌8日に東京オリンピックの最終を飾るマラソンが札幌市で開催されて、同日の夜に幕を閉じた。東京オリンッピクは無観客で開催されたが、テレビでそれなりにアスリートたちの暑い熱い戦いを楽しんだ。

 こんな中で、新型コロナウイルス感染拡大が止まらない。本日(13日金曜日)の東京都の感染者数は5000年を越えて過去最大を更新したらしい。ここでは、本日、13日の朝日新聞朝刊の記事を参照しながら現状を記録しときたい。
 昨日の東京都のモニタリング会議で、1週間平均の新規感染者数が3934人と2週間で倍増したことが報告された。感染症の専門家は、「制御不能な状況」と述べ、「もはや自分の身は自分で守る行動が必要」と言及した。医療提供体制は「深刻な機能不全に陥っている」と指摘した。

 「そんなことを言われても」、困ってしまう。何時だって、誰だって自分の身は自分で守ろうと、外出を控えて、外出するときにはマスクをして、手洗いをしているのではないか。

東京 感染「制御不能」■
 私の住んでいる、神奈川県川崎市小田急線で東京都とつながっている。大体、東京の感染の半数が神奈川の感染者の数といっていいだろう。したがって、東京が制御不能なら、神奈川もそれに準ずることになる。
 東京都が,8月12日に発表した新規感染者数は、4989人と高く、重症者数も前日よりも21人増えて、218と初めて200人を超えて過去最多を更新した。
 国立国際医療研究センターの大曲貴夫さんは、「災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態」と強い言葉で現状を表現したと新聞に書いてあった。今の増加傾向が続くと、2週間後の8月25日には、週平均の感染者数が5113人になるとの予測値を示し、「もはや自分の身は自分で守る感染予防のための行動が必要な段階」と個々人の徹底した感染対策を求めたという。
 医療供給体制については、8月11日時点の入院患者が3667人とい最大確保病床の56.8%を占める状況で、と医師会の猪口正孝副会長が、「救急医療や予定手術などの通常医療も含め深刻な機能不全に陥っている」と指摘した。
 入院先を探すために保健所から都の入院調整本部に持ち込まれる依頼件数も、1日あたり608件と前週の約1.3倍と増加した。その日のうちに入院調整がつかず、翌日に繰り越された例が11日は、570人発生した。特に、重症者の入院調整が難航しているといい、容態が悪化しても自宅療養者の搬送が困難に なっているという。自宅療養者は、12日の時点で、2万726人となっているという。
 こうした状況を受けて、東京都は、12日、救急搬送先を見つけるのが困難なコロナ患者の受け入れ策として、都立・公社11病院で計36床の枠を用意すると発表した。(36床では焼け石に水か?)また、軽症者の重症化を抑える抗体カクテル療法を約120の医療機関で実施するための専用病床を準備しているとしている。
 (軽部理人、釆沢嘉高記者の署名記事より)

<コメント>
 上記の記事を読むと恐ろしい気がしてくる。都内でも、6月に2回のワクチン接種を済ませた60歳代の方がコロナ感染で亡くなったとの記事がでていた。基礎疾患に癌を持っていたらしい。とは言え、ワクチン接種も万能ではないときうことになる。私の場合は、次週、8月20日に、腹部のMRI検査のために東大病院への受診が予定されている。「自分の身は自分で守る」ために同のように行動したらよいのだろう。今月末にも、箱根への温泉旅行を予約していたが、キャンセルして自粛蟄居をすることにした。