東京オリンッピク2020よりも、東京パラリンッピク2020が凄い。人間の可能性に驚く。「これはできない」なんて弱音を吐けないじゃないか。
マット・スタッツマン(38歳)アーチェリーの米国の選手だ。生まれつき両腕がなく、足で弓を射る。失敗を恐れずに年でも挑戦するように育ててくれた「両親」がいたから、今の自分がある。生後間もなく生みの親に児童養護施設に預けられ、キリスト教系の学校を運営するレオンさんとジーンに引き取られた。教育方針は「何でも一人でやってみる」こと。幼いころからしょっちゅう「あなたならできる」と言われ、失敗しても何度も繰り返した。
右足の親指と人さし指で弓を持ち、左足を地面につけて構えを維持して矢を放つ。
「運転・木登り・狩り、・・できないこと?みつからないな」
スタッツマンさんは、三人の息子の父親なんだという。
日本の、乙武さんのことを思い浮かべた。パラリンピックは、健常者の私たちを勇気ずけ、謙虚にしてくれっる。