TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

膵がん「線虫」で早期発見?

 膵がん「線虫」で早期発見?
 こんな見出しの記事が、朝日新聞の夕刊に出ていた。前もにもこのような話をどこかで読んだことがある。「線虫」が匂いで見つけるなんて科学的ではないんじゃと思う。でも至極面白く興味がある。概要をまとめておきたい。

 「膵がん」は今でも早期の発見が難しく、難治性のがんだと思う。合気道の友だちのKSさんも、神経内科医のIKさんも膵癌で逝った。

<早期の発見が難しいとされる膵臓癌について、がん患者の尿のにおいを好む「線虫」を使えば診断につながる可能性が高いことを、大阪大などの研究チームが突き止め、9月6日に発表した。>

 この記事は、竹野内崇和さんの署名記事だ。こういう記事は、研究宇者が記者発表したもので、眉唾の物もときどきある。

<線虫は体長1㎜の虫だ。すぐれた嗅覚を持ち、胃がん患者などの尿のにおいを好んで近づく一方、健康な人の尿はいやがるため、高精度でがんを発見できる技術への応用が期待されている。石井秀始・阪大特任教授らのチームは、線虫が、早期の膵がん患者の尿もかぎ分けられるか着目した。
 国内の複数の病院で2015~19に、登録された膵がん患者83人の尿を使用。線虫50~100匹を実験皿の中央に置き、皿の隅に尿を数滴垂らして、線虫が近づくか、遠ざかるか調べた。線虫は、早期(がん組織の大きさが2cmより小)の25人でも、それ以降の58人でも、がん切除前の尿には近づき、切除後の尿からは逃げる傾向を示したことから、膵がん組織の有無を見分けられると判断した。
 早期膵がん患者11人と、健康な17人の尿をかぎ分ける実験も実施。患者の尿に近づかない線虫もいたが、健康な人の尿からは遠さかる傾向は明白で、チームは線虫で早期膵がんを発見できる可能性が高いと結論づけた。>

⇒この記事って、興味深いが、臨床に役に立つのか?