TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

HPVワクチン勧奨再開の方向へ―子宮頸がん

 ヒトパピローマウイルス(HPV)が子宮頸がんの原因であることを発見したのは、ドイツのツルハウゼンだったと記憶する。調べて補足する。

 HPVワクチンは、2013年4月に原則無料の定期接種となった。だが、その前後に、接種後のい体の広範囲が痛むなどの「多様な症状」の訴えが相次いで報告jされた。厚労省は、同年6月に、定期接種の位置づけは維持する一方で、対象者に個別に接種を呼びかける積極的勧奨を中止した。専門家による検討部会は、多様な症状とワクチン接種との関連性は明らかになっていない、海外の大規模な調査で子宮頸がん予防効果が示されてきている―などと評価。勧奨が中止されていた間に、対象だったのに接種機会を逃した人への機会の確保なども検討するとしている。
 子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんである。生涯のうち1.3%の女性が診断される。ワクチンは小学校6年から高校1年相当の女子が対象で、希望すれば原則無料で受けられる (この記事は、下司佳代子さんが書いていた。2021年10月2日、朝日新聞朝刊)

 HPVワクチン接種後に副作用が見られることから政府の勧奨が中止されたことに関しては、専門家から様々な意見が出されていたと思う。このブログで触れてきた。