TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

古典百名山+plus 大澤真幸が読むを読んで

 古典百名山+plus 大澤真幸が読むに、ヴィゴツキー『思考と言語』が取り上げられていた。興味深いので、引用してメモリながら纏めておきたい。

 ヴィゴツキー『思考と言語』は、柴田義松さん(元東大教授)は、翻訳して新読書社から出版している。4,180円と高価である。柴田さんは、新読書社の社長の伊集院俊隆さんの友人で背の高い人だった。1980年~1990年代に何回かお目にかったことがある。教育学畑のひととは知っていたが、ビゴツキーの翻訳のことは知らなかった。

<1896年、20世紀の心理学の方向を決定する偉大な業績を後に残すことになる二人の人物が、わずか三カ月違いで生を享けた。スイスのジャン・ピアジェとロシアのレフ・ヴィゴツキーである。ピアジェは、子どもの思考が、感覚運動段階から形式的捜査段階までの四ステップで発達するとみる理論で知られる。ヴィゴツキーピアジェは良きライバルで、ヴィゴツキーの死の直後に刊行された彼の主著『思考と言語』も、ピアジェ批判にかなりの頁を使っている。>
 興味深いのの冒頭の記事を引用しておいた。