内田 樹さんが、また本を出した。『コロナ後の世界』というタイトルで、文藝春秋社からだ。この本は、新しく書いたのだろうか、それとも、いくつかの雑誌に書いたものを一冊にまとめたのだろうか? 興味がある。読んでみたい。ただ、「コロナ後の世界」というたいとる、英文で、<The World After Corona>とも書いてある。新聞には、「社会の病毒をえぐり、再生への道筋を示す真の処方箋!」という言葉が、キャチコピーとして書いてある。
読んでみないと分からないが、本当は、コロナ後という捉え方はないのではないかと私は思う。コロナウイルㇲがなくなることはないのである。コロナと共に生きうるというのが、これからの社会のあり様なのだろうと思う。