TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

鵜原理想郷(Ubara Utopia)を散歩した

 南房総の勝浦に2泊3日で遊んだ。昨年の11月に訪れてから三回目の勝浦行である。前回は、朝市をぶらついて、近隣の神社を覗いただけであった。今回は、11月15日、午前10時24分発の小田急多摩線で出発した。新百合ヶ丘ー新宿ー千葉ー曽我―上総一宮と乗り継いで、前々回と全く同じ15時16分に勝浦駅に着いた。最初の時は駅からの道を間違えて、重いザックを背負いながら40分も歩いてしまった。今回は、途中、セブンイレブンでビールと地酒の腰古井を買って、丘の上のヒルトップホテル・レジデンスに午後4時頃に到着した。
 翌、11月16日は、JR外房線で、勝浦駅を9時57分に出て、隣の駅の鵜原に10次分に着いた。そこから、歩いて15分くらいで、鵜原理想郷をめざした。「理想郷」とはすばらしい名称だが、なかなか厳しい自然の景観の山道をあるいてきた。
 リアス式海岸が続く明神岬一帯を、大正期に別荘地とする計画があり、「理想郷」と呼ばれるようになったのだという。太平洋の荒波に浸食されたリアス式海岸の深い入り江を覆うように海岸性の植物や灌木が覆っている。散策路の途中には、桜を植えて春ともなれば桜見をしながら歩けるようだ。しかし、「理想郷」とは名ばかりで、暗い海がのぞまれたりする。ネットで見たら、自殺者もでるとかで神霊スポットとしても有名なんだという。
 起点から終点まで、1周2300メートルとかだ、入り組んだ海岸沿いを突端の名勝ポイントまで進み戻るので、実際は3キロくらいはありそうだ。入口にある、鵜原館という旅館の横のトンネルを二つ抜けると、階段があり野趣あふれるハイキング道となる。しばらくすると、「勝浦海中展望塔」が海の突端の方に見えた。ここは、勝浦の観光地の一つだという。ベンチで一休みして、桜の木々の間を進むと「手弱女平(たおやめだいら)」という最初の名勝スポットについた、ここは、岬が東に向かって突き出た岩山である。ここに、「鐘付きのデザインベンチ」があり、記念に鐘を鳴らす。この手前には、篠田悌二郎という歌人が理想郷を読んだ句碑があった。みたが、達筆で読めなかった。

(更新予定)