TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『永遠のドストエフスキイ―ー』の第3章 犠牲者のいる光景―加虐と被虐を通しての愛

 ドストエフスキーで食ってきた人はあまり多くはないだろう。「食ってきた」なんて書くと語弊が生じるが、ドストエフスキーに魅せられて、ドストエフスキーの専門家になって本を書いて生きてきた人のことだ。最近では、中村さんはその一人だろう。途中から、ニコライに傾倒してきたからチョット違うか。その点では、亀山郁夫さんは、最近、『未成年』の個人新訳を、40年振りに出したと広告がでていた。亀山さんは、自分で、日本の西武新宿線の野方辺りを舞台とする日本語版「カラマーゾフの兄弟」を書いている。この本の後半を読まずに投げだしたままだ。亀山さんこそが、ドストエフスキー一筋の専門家だ。
 そこで、亀山さんと中村さんは交流があるのだろうか?中村さんよりも10歳くらいは亀山さんが若い。それでも、同じ時代に生きている同時代のドスト専門家と言っていいだろう。

 さて、『永遠のドストエフスキイ―ー』の第3章 犠牲者のいる光景―加虐と被虐を通しての愛、を読んでいる。もしかしたら、新書版ではあるが、この本は、中村版ドストエフスキーの最高傑作のような気がしてきた。
(続、更新)