100年前の1921年にインスリンが発見された。この日に、「世界糖尿病デー15周年記念―糖尿病治療最前線」が開催された。この折の記録が、朝日新聞の広告特集に出ていた。二つの講演と、パネルディスカッションが行われた。
講演では、清野裕さんが「糖尿病とととも生きる皆さんへ―真の幸せライフの実現を目指して」のテーマで話した。要旨をまとめる。
(1)血糖値の高い方は筋肉の維持に努めることが大切で、そのためには筋肉の材料であるたんぱく質を十分にとる必要がある。
(2)「インクレチン」は血糖値の調整役であるが、魚や肉を食べた時に多く分泌される。
(3)その意味で、まずタンパク質の多い魚や肉を最初に食べる、次に野菜を食べる、その後に炭水化物や果物を食べるのがよい。
⇒「野菜を先に食べる」は見直す必要があるということか。
次に、糖尿病専門医の臼井亮太さん(関西電力病院)が、「いま知りたい糖尿病治療の最新情報」に言及した。
(1)血糖値を管理する運動には、歩くなどの有酸素運動と、腕立て伏せやスクワットのような「レジスタントトレーニング、筋トレ」とがある。血糖値を下げるためには両方が必要だ。
(2) 有酸素運動―1回10分以上を週3回。筋トレは週2、3回を。
⇒臼井さんの講演は、ら具体性に欠けるね。これでは分らない。サラリーマンなら、通勤経路で、38分以上歩くとか、筋トレならスクワットを50回を3セットとか言ってくれないと分からない。蒲田實さんの健康法の方がわかりやすい。
私は、食事のあとで、ペットボトル体操を考案した。2リットルのペットボトルを両手に持って、食事の後30分以内に、25回持ち上げている。それと、夕方にの木刀素振りを110回やる。そのほか、ロング吐き呼吸も取り入れている。これを励行して、辛うじて血糖値7.3が維持できた