TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

飲む中絶薬 承認申請 英企業が厚労省にーWHOが推奨

 男の不妊治療の話題を最近は屡々きく。かつては不妊jは一方的に女性に帰せられていた。嫁して子無きはされ、のような話も聞いた。また、最近はLGPTによる性転換がある一方で、子宮移植のも現実にある。こんな話は人間だけのものだろう。犬や猫や猿や猪でももしかしたら不妊もあるしLGBTもあるかも知れない。本来、生まれて生きて生殖して死ぬのは生き物の定めであるだろう。

 さて、今日は、「飲む中絶薬 承認申請 英企業が厚労省にーWHOが推奨」という標題の新聞記事(2021年12月23日、朝日新聞朝刊に興味を惹かれたので、記憶と記録のために紹介しておきたい。
<英国の製薬会社ラインファーマは、12月22日、人工妊娠中絶を」するための飲み薬について、厚生労働省に製造販売の承認申請をしたと発表した。承認申請されれば、国内初の人工妊娠中絶薬となる。WHOは、ガイドラインの中で飲み薬を「安全で効果的な中絶法」の一つとして推奨している。世界で、80の国・地域で承認されている。
飲む中絶薬
 国内の治験(対象は9週まで)には、妊娠9週までの18~45歳の中絶を希望する女性120人が参加したんだという。折よく、治験に参加する機会を持った女性がいたのだ。この中絶薬は、妊娠を続けるために必要な黄体ホルモンのはたらきを抑える薬「ミフェプリストン」を1錠服用する。2日後に子宮を収縮させるはたらきのある薬「ミソプロストール」4錠を飲んだ後、経過を観察した。その結果、112人(93.9%)が、24時間9以内に胎児を包んだ胎嚢が体の外に出て、中絶にいたった。71人(59.2%)は治験中に有害事象(あらゆるこのましくできごと)が起き、このうち45人(37.5%9は薬と因果関係のある副作用とされた。いずれも回復し、9割以上が軽度か中途度だった。下腹部痛(30.0%)や嘔吐(20.8%)が多かった。今後、医薬品医療機器総合機構(PMDA )が審査し早ければ1年以内に承認される可能性があるという。

 現状では、人工妊娠中絶の方法は、搔爬法(12週未満)と吸引法(12週未満)がある。