TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

iPS細胞使い脊髄損傷の治療―画期的な試みだ

「iPS細胞使い脊髄損傷の治療」のニュースがテレビでも紹介されていた(2022年1月14日)。慶応大の神経性理学の野栄之先生と整形外科の中村雅也教授がコメントをしていた。画期的なニュースなので、夕刊の記事から引用して記録しておく。

<慶応大は、1月14日、iPS細胞からつくった神経のもとになる細胞を、症状が重い脊髄損傷の患者一人に移植したと発表した。iPS細胞を使った脊髄損傷の治療は世界で初めて。経過は順調で、リハビリをしながら、今後1年をかけて安全性や有効性を確認する。移植の対象は、事故などで運動や感覚の機能が失われた「完全まひ」という最も重い状態で、脊髄を損傷してから、2~4週間の「亜急性期」の患者。京都大iPS細胞研究財団が備蓄している他人のiPS細胞を使い、神経のもおtになる細胞を約200万個つくって、損傷部に移植した。・・・・移植した細胞には、神経回路を修復したり、脳からの信号を伝える組織を新たにつくったりする効果があると考えられている。慶応大は、4人の患者に移植する予定だ。>

 全く凄い治療だ。成功に期待した。推移を見守っていこう。