TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『ラモン・イ・カハル自伝ー悪童から探求者へ』(里文出版)を借りて読み始めた

 『ラモン・イ・カハル自伝ー悪童から探求者へ』(里文出版)を借りて読み始めた。こんな渋い本が川崎市立図書館にあった。サンチャゴ・ラモン・イ・カハ―ㇽーこの秀でたスペインの神経学者は、1852年5月1日~1934年10月17日まで生きた。82歳まで生きたのだ。当時としては長命だった。カハ―ㇽはもっと昔の人とと思っていたが、併行して読んでいる『黄金の女達』の主人公の小泉八雲ラフカディオ・ハーンは、確か1850年生まれ(1904年逝去)だから同時代に生きた人だと気がついた。1868年が明治元年だから、1850年は、江戸末期で明治になる18年前ということになる。こういう時代は、わたし達(1940年代産まれ)せいぜい三代前の祖父母の時代となる。そう考えてみると、近代科学の発展も文化・文学の発展というか進歩か流れも意外と身近に感ずる。
 さて、件の神経科学者のカハ―ㇽはどのような経緯で生まれ育って、神経学の研究に足跡を残したのだろうか。かつては、ヨーロッパの先進国だったろうスペインも近代科学の足跡の中で大きな位置を占めてい訳ではない。現在に至っては、ヨーロッパでは遅れた国となっている。スペインといえば、画家のピカソとダリ、建築家のガウディ、チェリストのカザルスのが有名である。カハ―ㇽは、脳細胞の研究を進め、1906年にイタリアのゴルジとと共にノーベル生理学・医学賞を受賞した。同時受賞ながら二人の研究の到達点は異なっていた。カハ―ㇽは、外科医の父親の息子として生まれた。こんなことを書老いている・
 「私は父の血を受けたことに感謝している。父はたくましい精神力を無駄なく使い、その結果、最も素晴らしい特性を開花させた。彼は自分の血筋の精神的特質を私に与えてくれた。今日、私があるのはそのおかげである。」
 カーハールが、こう書いているのだkら、かれは「親ガチャ」としてはあたりだったようだ。読み始めたばかりなので、よみながら感想を書いていく。
 カーハールのの本を借りる際に、オープン書棚を見に行った。「あ行の棚」に石原慎太郎さんの」新刊『あるヤクザの生涯ー安藤昇伝』が目につぃた。2021年5月10に、幻冬舎から出たばかりだ。広告で見て、読んでみたいと思っていた。去年、『天才 』というタイトルの田中角栄自伝の本を石原さんが書いたのを読んだ。一人称(俺)で田中角栄がかいている風な小説であル。今回の、『安藤昇伝』も同じような書き方の本だ。石原さんは、何で「安藤昇」に興味をもったのだろうか。読み始めた。ところで、本日(2022年2月1日9の午前中に、石原信太郎さんが、89歳で亡くなったとテレビ報道でしった。すい臓がんを患っていたのだという。半年くらい前の文藝春秋で、自らが脳梗塞になって復帰して、「老いについて」書いていた。死後に公開する約束で「自伝」も書いていると言っていた。いずれ、「自伝」文藝春秋あたりから出るかもしれない。
 さて、本日は、1月11日に施行した大腸内視鏡検査の結果を聞きに、昭和大学横浜北部病院を受診した。検査の結果、私の大腸には今回はポリープもなかったことがわかった。もうしばらく頑張ってくれるだろう。人間は「考える管」である。口から管がずーと続いて肛門に至る。管を左右するのは、頭の中の脳だろう。脳のことは面白い。ということで、今日も本を読む喜びをを感じた。