TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

人は肝臓だけで生きられるんだと知った―今日の新聞記事から

 C型肝炎ウイルスと共に25年近くを生きてきた。49歳くらいでC型肝炎ウイルスのキャリアであることがわかった。爾来、20数年間、ウイルスと共に生きてきた。初期の頃は皮膚症状があり、お腹や首の皮膚が痒くてかくので変色していることがあった。C型肝炎ウイルスは私の肝臓の細胞の中で共存していたのだろう。

 昨日、2月4日は、がんへの意識向上を促す「世界対がんデー」(World Cancer Day)なんだという。4日の朝日新聞朝刊に凄い記事が出ていた。あの著名な建築家の安藤忠雄さんがニどのがんを克服して、「胆嚢、胆管、十二指腸、膵臓脾臓」を全摘したんだという。
 「生きていれば、がんにもなる。しゃない。人生はうまいことばかり、とはいきませんね。」

 こんな凄いことを言えるんだ。
 <「5臓なしの体」になって約8年。毎月検査を受け、やれ腫瘍マーカーが上昇していますね、など嫌な話も聞かないといけない生活を送っています。それでも、私は不思議と元気です。>
 こんな凄い生き方の人っているんだ。ひとの命は不思議だ。

<5臓がないなら、ないように生きるーー。こう決めて、退院後は1日1万歩歩き、昼食は1時間かかて食べ、その直後は休憩するように生活リズムを整えました。一日も欠かしたことはありません。医師も驚きますが、今のところ目立った不調はないですよ。>
 安藤さんてすごい人なんだね。
<希望とは、「生きる誇り」のことでもある。私の場合は、建築の仕事を通して社会とつながること、事務所のスタッフの生計を支えること。そして、根柢にあるのが、大阪人としての誇りです。>
 安藤さんは、幸せなひとだね。1941年大阪生まれ。こういう人の生き方をみると負けてはいられないね。私は凡人であるのだが。