TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

気になる本『武蔵の極意発見!』(運動科学総合研究所 高岡英夫)が読んでみたい

 高岡英夫さん(運動科学総合研究所)は何歳くらいになるのだろう。私の中で、高岡さんは、武術家の甲野さんと同じように尊敬する人の一人である。甲野さんはいまも現役で実践派だ。二人ともおめにかかったことはない。
 さて、標記の本は、「五輪書は物理学の天才が書いた!」というキャッチ・コピーのように、武蔵の「剣術」の凄さを物理的に力学的に解明したというのだと推察される。興味をもったので、読む前にまず広告の文章を転記しておく。

<四百年の闇を破り、数学史上の難問に匹敵する五輪書の謎を完全解明に成功!不世出のアスリート宮本武蔵!現代人が生きるための身心の「最適解」が、いま明らかにされる!>

 どういうことが書いてあるんだろうか?私がいま日々の稽古に励んでいる合気道の技は、すべからく力学的に理に適った動きを求めている。恐らく、武蔵の武術の技も力学的な技の粋なんだと思う。

<超一流の武術家でもある著者が40年かけて進めてきた宮本武蔵研究。自然科学、現象学に精通する文武両道の運動科学者が、誰もなしえなかった人類史上稀有な一冊『五輪書』を科学解析!なかでも、「下之巻」「水之巻」には」武蔵野身体理論の秘密が凝縮されている。武蔵が最重要視した「水になり切るまでゆるむこと」の科学的な真意とは何か吉川英治司馬遼太郎らの文学的発想・認識からは到達不可能な、真実の武蔵像に迫る!>

 上記の引用の中で、太字にした、以下の部分がカギだろう。
 <武蔵が最重要視した「水になり切るまでゆるむこと」の科学的な真意とは何か>

 合気道でも脱力しした動きが一番重くつよい。それは、筋肉の力ではなく、重力といえる重みである。 上記の本を、図書館にリクエストして読んでみたいびで記録した。
 「さくら舎」発行で、2200円。