TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

気になる本『捨てない生き方』(五木寛之)マガジンハウスのについて

『捨てない生き方』いう五木寛之さんの考えに同感だ。この主張は五木さんが折に触れて言っていたので、我が意を得たりの気持ちでいた。「断捨離」という言葉が流行り、まあ若い40歳代くらいの方が本を書いたりしていたので読んだことがある。分かるけど同感できなかった。大女優の有馬稲子さんが邸宅と家財一切を処分して(友人知人にあげたのかな)、横浜市都築区の高齢者住宅に移り住んだ話は共感をもって聞いた覚えがあㇽ。これはこれでいい。しかし、若い身空でものを気が来るに捨てるのには共感できない。
 『捨てない生き方』という本は、マガジンハウス新書の創刊第一弾なんだという。Kの本は、朝日新聞の「Reライフ」フェスティバル2022で五木さんの講演があり、それが今も視聴できるらしい。ということで、この本に興味があるので、広告から概要を掴んでおきたい。こんなことが書いてあるらしい。
 ①部屋に増えていく、本や服、靴、鞄たち⇒私は本は持っているが、服も靴もそんなにない、②モノは「記憶」を呼び覚ます装置である⇒そうである。手帳のメモ、ファイルノートから私は自分史をいま書いている、③「ガラクタ」は孤独な私たちの友⇒全くその通り、学生時代の空手部の稽古着がある、捨てられない、③生きている限り「執着」は消えない⇒古い旧版の本を思い切って捨てたのを悔やむことがある、④とても強固な、家族とのつながり⇒父も母ももういない、爺婆にあってみたかった、⑤人づき合いは浅く、長く⇒親しい友人はなくなってしまう、本当は淋しい、⑥生き生きと老いていく⇒毎日、歩いて、木刀を振っている、生き生きとは言えない、⑦捨てることの難しさを知った親鸞⇒そうなんだ!、⑧金属プレートをよみがえる、日露戦争⇒なんだ?トルストイ戦争と平和日露戦争のことだ、⑨過去を振り返ってこそ、文明は成熟する・・⇒どういくことが書いてあるのだろう?読まないと分からない。

 ともあれ、この本には、捨てる身軽さよりも、捨てない豊かさが書いてあるんだという。「コロナ以後の新時代」を生きる逆点の発想なんだいうが、新型コロナウイルスのことは関係ないだろう。記憶と記録のために概要をまとめておいた。