TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

和田秀樹さん(精神科医)がまた本を書いたぞ『80歳の壁』(幻冬舎)

 和田秀樹さん(精神科医)また本を書いたぞ。『80歳の壁』という「幻冬舎新書」だ。和田さんの本は、『六十代と七十代の心と体の整え方 良く生きるために読む高年世代の生活学(バジリコ)』(2020年刊)を読んだ。タイトルから「如何に生きるか」という本と思って読んだら、結構いいことが書いてあった。「高年世代」という言葉も、「高齢者」という言葉の代わりに、和田さんが提唱している造語であるとの説明で納得した。とにかく、和田さんは余りにもたくさん本を出しているので驚くのだがキチンとしたことを書いているので感心している。こんどの本は『80歳の壁』なので、著者の和田さんは何歳かと調べたら、、1960年6月7日生まれの未だ61歳の若さだ。私よりも14歳も若い。その人がなんで「80歳の壁」がわかるんだ。医師として高齢者に接してきた経験から書いているんだろう。幻冬舎は売り方が上手いからこの本も売れるだろう。ともあれ広告から内容を推察してみよう。
 こういうことが書いてあるらしい。⇒以降は私の読む前の「コメントだ。
① 医療に頼るなかれ。医師には「健康」という視点がない。⇒ 「医師」はなんだ?
② 食べたいものを食べていい。お酒も飲んでいい。⇒これには納得する。糖尿病患者に食事の制限はないと、糖尿病専門医の河盛隆造さんも言っていた。要はバランスよく食べる事らしい。
③ 肉を食べよう。しかも、安い赤身がいい。
④ 健康診断はうけないほうがいい。⇒後期高齢者医療保険になったので、これからは受けられないかもしれない。
⑤ 病院に行かなくなったら死者数が減った⇒どういうことだ。病院に行かない方が、長生きするということか。人の死亡率は100%なんだ、いずれは死ぬんだから。
⑥ ガンは切らないほうがいい。⇒外科の否定か?保存療法では駄目な場合もあるだろう。
⑦ 血圧、血糖値、コレステロール値は下げなくていい。⇒この意見は、参考にしたい。HbA1cが7~7.5に収まっていれば良いか。
⑧ 薬は不調があるといだけ飲めばいい。⇒わかるけれど、今飲んでいる、降圧薬と糖尿病の薬は止めてもいいのか?心配だ。
⑨ 欲望は長生きの源。枯れて生きるなんて百年早い。⇒いいこというね。
⑩ 運転免許は返納しなくていい。⇒次回、3年後には返納するつもりだ。運転しないのだから必要ない。駅近に引っ越したので、4キロは簡単に歩ける。
⑪ 認知症になっても生きる力と知恵は最後まで残る。⇒こういって貰うと助かる。認知症になった長谷川和雄さんんも同じようなことを言っていた。人は連続しているんだと。
⑫ 運動はほどほどに。散歩が一番。⇒納得。合気道はいつまでもやれると思う。
⑬ 「脳トレ」よりも自分がすきなことをする。⇒納得。
⑭ タバコは止めなくていい。イライラは余計に害。⇒納得。タバコは40年前に止めたよ。
⑮ ぬるめの湯、浸かる時間は10分以内。⇒納得、実践している。

⑯ おむつを恥じるな。行動を広げる味方です。⇒納得。最近、小便が近い。
⑰ 高齢者に多いうつ症状。心と体を動かすことが予防に。⇒毎日の散歩と週に2回の合気道の稽古、まいにちの木刀振りを励行している。
⑱ エアコンをつけて水を飲み、猛暑から身を守れ。⇒これはわかるが、エアコンを付けられない貧乏人は早く死ぬしかないのか。暑い日には区役所の待合室ソファーに出も座って過ごすのか?
⑲ 噛めば噛むほどに、体と脳はイキイキとする。⇒納得する。早喰いの私は意識して噛むことだね。
⑳ 記憶力は年齢ではなく、使わないから落ちる。⇒覚えられないのでメモを取るが、良くないのか?
㉑ 孤独は寂しいことではない。気楽な時間を楽しもう。⇒納得。
(22)サボることは恥ではない。我慢して続けなくていい。⇒納得。
(23)外に出よう。引きこもると脳は暗くなる。⇒あたりまえ。
(24)テレビを捨てよ。町に出よう。⇒もともとテレビは余り見ない。
(25)闘病より共病。「在宅看取り」の選択もあり。⇒連れ合いを見送ってから死にたいのだが。(26)眠れなかったら寝なくていい。⇒いまでもそうしている。
(27) 学びをやめたら年老いる。行動は学びの先生だ。⇒納得。もう一度、「ロシアがの体」の本を読んでみよう。

 以上、広告から内容を推察してみた。ごく普通のことが書いてあるらしい。最後のキャッチ―言葉はこのようだ。
<体力も気力も80歳からは70代とは全然違くう!健康寿命の平均は男性72歳、女性は75歳。80歳を目前に寝たきりや要介護になる人は多い。「90歳の壁」は高く厚いが、壁を超えると最強の方法がありゅ。それは、嫌なことを我慢せずに、すきなことだけをすること。>

 私は75歳になって4カ月目だ。毎日の散歩を欠かさない。友人も老いてきて亡くなる人もでてきた。基本的にはいつも一人だが読書が生き甲斐である。