TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

朝日歌壇を読んだ

 朝日歌壇を読んだ。

<若き日に新人類と呼ばれゐし吾にも介護保険証来る(神戸市 松本淳一)>⇒佐佐木幸綱

<リモコンのボタンひとつでお笑いと殺戮行為を見ている我ら(山形市 山上瀧子)>

好きな服イコール似合う服じゃない色んな事にあてはまる式(富山市 松田梨子)><友だちと体いくかんで二じゅうとびれんしゅうしたらはじめてとべたよ(奈良市 山添聡介)>⇒高野公彦選

戦争は「始まる」ではなく「始める」であるとつくづく思う如月(観音寺市 篠原俊則)
新薬の完成とわが命終といずれは早きか春近き空(和泉市 長尾幹也)>⇒永田和宏

銃撃に腕失いし九歳の少女はピンクの義手を欲るとぞ(観音寺市 篠原俊則)
<四月から一年生になる子からランドセルの色そっと教はる(長野県 千葉俊彦)>⇒馬場あき子選:

今週も常連の入選者の歌が載っていた。それらを太字で示した。奈良市お山添君は小学生歌人だろう。高野さんが選んだ、

友だちと 体いくかんで 二じゅうとび れんしゅうしたら はじめてとべたよ(奈良市 山添聡介

 という歌はこれも短歌なんだろうか? 小学生が日本語で表現しているのは素晴らしい。「5・7・5・7・8」の句でできていて最後は字余りというのだろうか。山添君が、日常を自分の言葉で表現しているの良い。でも、これって歌なんだろうか?

 観音寺の篠原さんは、殆ど毎週入選している。世相歌の名人だ。でも、感動はないよ。