TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「iPSとゲノム編集で脳腫瘍治療」という記事を読んで

 「iPSとゲノム編集で脳腫瘍治療ー慶応大、26年に臨床応用めざす」という記事が朝日新聞朝刊(2022年4月26日)に載っていた。野中良祐さんという記者の署名記事だ。興味深いので概要を引用してまとめておきたい。

<iPS細胞にゲノム編集で特殊な遺伝子を入れて、悪性の脳腫瘍を治療する研究を、慶応大の戸田正博教授(脳神経外科)らのチームが進めている。2026年の臨床応用をめざす。iPS細胞を使った治療で心配される、入れた細胞が、がん化するリスクはないという。脳に入れた細胞が腫瘍を巻き込んで一緒に死ぬ、という方法だからだ。>

 この治療法は、脳にある神経幹細胞が患部に向かっていく現象があることに着目して、考えたんだと言う。今後の進展に着目したい。