TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

気になる本 あの胸が岬のように遠かったー河野裕子との青春

 永田和宏さんの本 あの胸が岬のように遠かった がNHKのBSで明後日6月6日に放映される。観てみたい。《没後十年、妻が残した日記と手紙 300通から初めて明かされる歌人たちの命がけの愛の記録。河野裕子との青春。》 こんな本を書いたのだ、永田さんは。これも歌人の業だろうか。普通には書けない、書いてはいけないことを書いたのだろう。作家も歌人も業をかけた人ということなのだろう。新潮社から1870円で買える。

 瀬戸内寂聴さんの本 私(私)解説 ペン一本で生きてきた 1760円。これも新潮社の新刊だ。

 島田雅彦  小説作法XYZ 作家になるための秘伝 新潮選書55周年 1595円。

 読みたい本が沢山ある。ところで、今、佐藤正午さんの 月の満ち欠け を読んでいる。半分くらい読んだら これが青春の文学なんだと読めてきた。結構面白い。まるで、昭和40年代に、私が大塚6丁目 新大塚に住んでいた、青春の思い出のような気がしてきた。置いてきた物語、忘れて来た物語。わたしにも、青春というのがあった。確かにあって、その後の40年があって、記憶が曖昧なのだが、そこに、確かに生きて来た証のようなものがあるような、気がしてきた。この小説は荒唐無稽な物語んだろう。が、読ませるところがある。映画化がされていて6月には封切られるらしい。見てみたい。記録と記憶のために、所感をランダムに記述した。