TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「足病医学」ってなんだろう?

 昨年の夏前に、「足底筋膜炎」という病気になった。整形外科を受診したところ、靴に入れるインソールの処方を受けた。幸いなことに1~2カ月で小康を得た。

 整形外科というと、主に手足を始め身体の骨格の病をみる領域といえるだろう。とはいえ、全身は頭部、頸部、体幹、腰部、大腿部、足部と多岐にわたる。とくに手の外科はそれだけは特殊で、神経外科という領域でもある。手の動きは微妙で一筋縄ではいかない領域に入るのだ。

 「フットヘルスを守るため 日本に足病学を普及させる」というタイトルの興味深い対談が医学界新聞(第3480号、2022年8月1日)に載っていた。対談者は、寺師浩人(神戸大学形成外科教授・日本フットケア・足病学会理事長)と菊池守(下北沢病院・院長)のお二人だ。
 米国では、足潰瘍や足部変形、巻き爪など足の症状を専門的にみる専門医として「足病医(podiatrist)」が存在し広く臨床で働いいるんだ、という。
 菊池さんは、下北沢にある日本で唯一の「足と糖尿病の専門病院」の院長であるんだという。実に有用な対談であるので記録した。

 その下に、『アナトミートレインー徒手運動療法のための筋膜経線(WEB動画付 第4版)』の広告が出ていた。これは(原著 Myers TW) の日本語版だ。翻訳は、坂場英行、石井慎太郎のお二人だ。理学療法士のテキストとして読まれているらしい。初版を持っている。筋肉や筋の動きのメカニズムは、合気道の稽古にも示唆を与えてくれる。第4版を重ねているということは、良く読まれているのだろう。