TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

近藤 誠さんが、8月13日に亡くなった

 患者よ、がんと闘うな の著者で一世を風靡した近藤誠さんが、8月13日、虚血性心不全で、急逝された。仕事先で倒れたらしい。つい最近も、新型コロナウイルスに関する本を出された。お元気で活躍しているようだったので、突然死だろう。1948年10月生まれので、73歳というのは早世といえるだろう。近藤さんの書かれた本は、少しは読んだことがあるが面識はなかった。慶応義塾大学医学部を出て慶応病院の内科医師として、放射線治療が専門だった。ユニークな発言といわば現代医学医療に斜めから切り込んだので、その評価は割れていたとおもう。

 自らがんに罹ることなく虚血性心不全で逝ったのは、幸いだったのかな? 近藤さんの主張は、医学専門家としては異端だったので、その評価は交々だろう。

 近藤さんに先立ち、8月8日、精神科医中井久夫さんが、八十八歳で逝去されていた。入所されていた高齢者施設で肺炎で亡くなられた、との訃報に接した。中井さんとも面識はなかった。京都大学医学部出身で、最初はウイルス研究所からスタートして、精神科に転じた経歴が興味深い。中井さんの追悼特集が、近いうちに雑誌や新聞に載るだろうな。