この夏の最後のゴーヤ収穫しいきおい失せし株をねぎらう 丸亀市 金倉かおる 佐佐木幸綱選
金倉さん、ゴーヤチャンプル楽しんだかな?
編むといふ動詞の主語になれた日の九月の風は光をまとう(奈良市 山添聖子)>⇒高野井公彦選:「三首目、自分の著書を編んだ喜びであろう。」と高野さんがコメントしている。奈良市の山添さん親子は、朝日歌壇の常連当選者だ。先日、山添母子(山添聡介君、葵さんとお母さんの聖子さん)の三人の歌集がでたことが新聞に載っていた。お父さんも投稿したが入選しなかったらしい。お父さんンもさらに投稿したいと書いていたような気がする。
<80のオフクロの足の爪を切る90のオヤジちょっといいじゃん(横浜市 太田克宏)>⇒高野公彦選:
<送られる政治家よりも送ること決めし政治家の目立つ国葬(観音寺市 篠原俊則)>
<指一本の入力なれどパソコンはわれと短歌をわれと世界をつなぐ(和泉市 長尾幹也)>
⇒永田和宏選: 上の両名とも常連の歌人だ。
<「時代ガチャ」あるかもしれぬバブル期の親を羨む子どものツイート(観音寺市 篠原俊則)>
<弟は二学期最初の授業には教科書・ノートを持たずに行った(奈良市 山添 葵)>⇒上記二首は、馬場あき子選だ。
二人とも常連の歌人だ。山添葵さんのは、これって「歌」なんだろうか。二学期最初は、始業式だけなので、教科書を持たずに私たちも行っていた。「57577」に状景をおさめれば、歌になるんだろうか?
<フルネームですらすら言える政治家の一人だったミハイル・ゴルバチョフ(八千代市 砂川壮一)>⇒永田和宏選:
上記の歌が印象に残った。