TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

朝日歌壇を読んで思うことー世相を常連の歌人が詠んでいるのだが・・・心に響かない

<カラーテレビがついにわが家に来た夜に出たぞ猪木のコブラツイスト西条市 村上敏之)>
モーツァルト続けて5,6曲弾けば見えない羽が背中に生える(富山市 松田わこ)>⇒佐々木幸綱選:
 わこさんの歌はどういう情景なんだろうか? 「見えない羽」って何? 「アントニオ猪木三遊亭円楽追悼の作がたくさんあった」ということだ。

<写真映えするとろふわのオムライス食べつつ食べたい母のオムライス(富山市 松田梨子)>

<遠足でじょう水場の地下へ行く電気はついたけどこわかった(奈良市 山添聡介)>⇒高野公彦選:

 松田梨子さん、山添聡介君は常連の当選者だ。聡介君は小学生だろう。聡介君の作品は事実を57577に入れているだけで、歌なんだろうか?

<コスモスと同じ背丈になった子とコスモスよりも高くなった子(奈良市 山添聖子)>⇒永田和宏選:

<辛き世を笑ひに変えてくれし人円楽が逝く夕暮れの寄せ(さいたま市 齋藤紀子)>⇒馬場あきこ選:

 毎週、歌壇をよんでいるが、なんか魂の叫びのような歌がないような気がする。やはり、茂吉のうたのほうがよい。

 次に、一つだけ俳壇より。

<どんぐりはまあるい心もつている(西東京市 岡崎 実)>⇒高山れおな選:

 こんなに素朴でも俳句になるんだ。まるいのは、橡のどんぐりで、楢のどんぐりは細長いのだが・・。