元「日本一のニート」phaファさんが書いた 標記の本を読み始めた。頭のいい人が書いた本だとわかる。面白い。こういう勉強をしてたら、私でも京大に入れたかも知れない。一浪して苦手な数学と高校で履修しなかった世界史を学んだのは役にたつたのを思いだした。読みながら感想を書く。コンセプトは人生は楽しんである奴が一番強いんだって。徳川家康は苦しみながらも、楽しんで生き残ったのかもしれない。
「頭のいいひとの書いた本は面白いな」という感想を読みながら思う。著者は1978年生まれだから私の二女と同じく44歳くらいだな。
第一章 情報を整理するインプットの技術
メタ情報が大事
「自分に必要な本というものは面白く読めるものだ」ーその通り。
本棚をザッピングする― ざっと見ると目にとびこんでくる
ほんはすべて買わない―本当に必要なもののみ
図書館は自分の本棚だ
第二章 「ネット」活用術(軽いアウトプット法)
文章を書くということは、自分の思考をはっきりさせる作業だ。
「どうすれば他人に伝わる説明になるか」を考えていると、自然に頭の中が整理されていく。
上手いことを言うな。その通りと思う。
<ブログは、「他人に見られてもいい自分用の勉強ノート」だ。>
ファさんは、44歳くらいでもう15年以上もブログを書いているんだという。会社もやめてしまっても、ブログを通じて本を書いたりできて来たんだという。
私はがブログを始めたのは、2018年8月だから、4年を経過した。71歳か75歳になった。遅いけど始めたんだからいいか。
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ファさんの、アウトプットのやり方が分かってきた。本当に頭のいいひとだ。
私は15年くらい前にツイッターを創めたが、いまは止めている。FBは本名でやっているが、友だちは20人くらいで広げていない。これも自分の記録のようなものだ。ツイッターは匿名でか書き流して読者の反応が得られるので再開してみよう。
第三章
だるさを解消する
モチベーションと鍬柄ジュールの技術
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この章は実はあまりピンとこないーおいうのは、まだ44歳くらいのファさんは、若い時から「だるい」なんてことが屡々あったのだと驚く。わたしの場合は、「だるい」という感覚はあまりなかった。「だるい」のは身体のどこが傷んでいたときだけだった。ただ、「やる気が何事にも起きない」という時はあった。
「だるさ」解消の方法、「その5 死を意識する」。これはすごい発見であるな。
<死を意識するというのも一つの手段だ。人間は、死を目前にするとやる気がで出る。「自分が余命3ヵ月だたら、どんなふうに行動するか」ということを考えると、あんまりだらだらする気はなくなってくるものだ。>
そりゃそうだろうな。でも、若いうちから死を意識するってなかなかできない。「永久に命があるように錯覚しているからいきていける」ということもある。
<すべての人間は、執行猶予付きの死刑囚だ。僕は、山田風太郎の『人間臨終図巻』という、人の死ぬところをだけを享年順に並べた本をとみどき読んで、定期的に死を思い出すようにしている。自分の今の年齢で死んだ人の死にざまを見ると、「せっかく生きているんだから何か」よろうか」という気分になってくる。>
山田風太郎『人間臨終図巻』(徳間文庫)を読んでみたくなった。山田風太郎というさっかは、「忍者もの」だけの作家ではないとは知っている。
ファさんという若い人の書いた本を読んで面白かった。こういう若者がどうどうと生きられる世の中はいいのだろうと思う。76歳爺がいまさらながら参考にするのは「死を意識して生きる」とうことかな。最後に、<マンガで「教養」を身につけよう>といゆ付け足しがあった。
『特攻j(ぶっこみ)の拓』(ヤンキー漫画)
『蛇蔵「決してマネをしないでください」(講談社)
清水茜『はたらく細胞』(講談社)
稲垣理一郎、Boichi「Dr.STONE」(集英社)
ファさん、面白そうな漫画を紹介している。随分、勉強してきたんだな。納得。