TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『がんを悪化させないこころみ」(山崎章郎)、『長男の出家』(三浦清宏)、『抱擁家族』(小島信夫)を読んでいる

『運命の謎ー小島信夫と私』(三浦清宏)を読んでいる。

 <川崎市百合ヶ丘に住んでいた頃、新婚まもない家内と一緒に散歩に行って見つけた、当時は荒れ寺だった法雲寺という、曹洞宗のお寺の香渡機外(こうどきがい)和尚について参禅をはじめ、その後、世田谷区の千歳船橋のマンションに移ってからも、ほとんど欠かさず毎週日曜日になると出かけて行き、かれこれ七、八年は経っていた。>

 ということで、三浦さんは世田谷から百合ヶ丘の法雲寺に長男(小学生)を連れて参禅した。それがキッカケで、ご長男が「坊主になりたい」と言いだした経験を小説にしたのが『長男の出家』である。これが三浦さんの芥川賞受賞作品となった。ところで、ご長男はどんなお坊さんに成長したのだろうか?

 『がんを悪化させない試み』という山崎さんの本もリクエストして漸く順番がきた。これを読んでから、キュブラー・ロスの本にも戻って読んでみたい。おまけに、花袋の『田舎教師』も読んでいる。めちゃくちゃ読書である。でも本を読むのは楽しい。