TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「恩讐の彼方に」ってことを考えた旧友との飲み会

恩讐の彼方に』という本があると思う。調べてみたら、菊池寛の短編小説である。まだ、読んでいないので読んでみたい。

 『恩讐の彼方に』という言葉の意味は、「情けや恨みという感情を超えた先に」という意味だという。「恩」は情けを、「讐」は恨みを表わす言葉なので、「恩讐」は「情けと恨み」を意味する。その「彼方」だから、『恩讐の彼方に』というタイトルは、「情けや恨みという感情を超えた先に」という意味になるんだという。

 さて、先日(2022年12月22日)、会社時代の同僚(友人)二人と、東京・下北沢の日本海庄屋系の居酒屋で痛飲した。私以外の両名が、最近、本を出したので出版記念会も兼ねていた。一人はTOさん、『小散文詩 パリの憂鬱』(ボードレール)の翻訳本。もう一人のTHさん(筆名は君和田怜)は、『小さな時計が語る小さな街の物語』という小説である。両方とも、このブログで書評を書いて本を買ったアマゾンでレビューをした。記念会は、昼の十二時から夕方の5時まで5時間だった。そのなかで、かつての会社時代の良き思い出だけでなく、人間関係のドロドロした話や相関図(相姦図?)まで出て来た。人間(つまり、じんかん)だから、いろいろなことがある。かつての上司や年上の部下やなにやかやの話しがでて来た。翌日、なんだか当日、自分で話したことが心苦しくなってきた。「今更、40数年前にいじめられたとか、殴りたかったけれど空手部出身の私の拳は凶器なので我慢した」とか情けない事を言ってしまった。もうそういう話はいいじゃないか。忸怩たる想いがのこつた。そこで、「恩讐の彼方に」おいて先に進もうと反省している。