TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

映画「人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界」を観てきた―こんなふうに生きる人もいるのだ

 映画「人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界」を観てきた。こんなふうに生きている人もいるのだと思った。人は生きたいように、やりたいように生きていっていいのだ。

 <1996年、ヒマラヤ・マカル―西壁。かつて、世界最難関の居壁に、たった一人で挑んだ若者がいた。伝説のクライマーの足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像とともに振り返る「渾身」のドキュメンタリ。>

 山野井泰史さんという登山家が奥多摩に住んでいて、熊に襲われて大けがをしたというテレビニュースを見たことがあった。凍傷で手足の指を何本も失っても、それでも山に挑戦し続けているんだと聞いた事があった。山野井さんは、1965年の東京生まれなので、私よりも18歳も若い人だ。

 2021年、登山界最高の栄誉と言われる「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞。この映画は、「単独・無酸素・未踏ルート」で挑み続けた彼の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る「渾身」のドキュメンタリーだ。映画は、TBS DOCS(Documentary Films)だ。

 パートナーの妙子さんは、やはり登山家で9歳も年長の人だという。妙子さんのほうから、「一緒に住もうと」言って、奥多摩で暮らしていた。2021年頃に南伊豆に引っ越して、いまは南伊豆の岸壁で訓練をしている映像もあった。衝撃的な映像の数々を観た。生きるって多様で面白いんだな。

 映画のパンフレットに、「彼は何故、生きて還り続けっれたのか?」という文言があった。決して無理をし過ぎないが、挑戦を続けていたのだ、慎重に。