TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「病気自慢はしない」、「家事労働に勤しむ」、「人格の陶冶を目指す」ー三つの目標

 このブログで「病気自慢」はいいのではと書いたのはついこの間だ。しかし、今日の新聞記事を読んで考え直している。

 本日は、家内のY子は高校時代の友人と小平で会うことになっていた。私は恩師のSさんに校正ゲラと原稿を届けるために藤沢駅に11時に行くことになっていた。ところが、今朝になってYこの友人Oさんから電話があって、「体調不良」でキャンセルとなった。私の方は、昨日の夕方に、新しい校正ゲラが13日(木)に郵送でくることになり不要となった。二人とも時間ができたので、八王子市の都立片倉城跡公園に急遽いくことんじなった。稲城市若葉台から京王線で調布まで行った。調布で京王線高尾山行きに乗り換えると、30分ほどで片倉城址駅に着くことができる。駅は、片倉城址であるは、講演は「片倉城跡公園」となっていた。この公園は3月中頃から片栗の花で有名である。4月の今はそのあとの花々が咲き乱れていた。とくに、南斜面には山吹荘が黄色く群落をなしていた。

 さて、本日は「病気自慢はしない」「家事労働に勤しむ」、「人格の陶冶を目指す」ー三つの目標に触れておきたい。
 先日、私の20数年間に及ぶC型肝炎ウイルスと共に生きてきた日々に触れて「病気自慢」もよいのではという趣旨のことを書いた。ところが、本日の朝日新聞の「くらし」という家庭欄の連載「患者を生きるー4495 膀胱がん、27年目の選択」を読んで覚醒した。この方(63歳)は長年、膀胱がんと闘ってきた。

<膀胱を切除し、小腸の末端部分にある回腸を20センチほど切って尿管をつなぐ。その端をおへその右下あたりから体外に引き出し、新しい尿の出口(ストーマ)をつくった。やく時間の手術だった。>

 上記の手術の後も全国をとびまわって仕事を継続している。
 人生で20回以上も手術を受けてきたんだという。それでもいう。「待っている人がいる限り、走り続けます」

 こうやって生きている方のことを思うと、私の肝炎体験なんて病気のうちにはいらないと思ってしまう。「病気自慢」なんてはずかしい。

 私がこのブログをかいているときも、家内のYは、食料品を少しでも安くいいものを効率よく入手するために生協の宅配の注文書のチェックをしている。家事労働である。「家事労働」に爺も平等に勤しまなければならないと痛感する。内村鑑三さんの言われた死ぬ時まで「人格の陶冶」に勤しまなければならない。それが人生の目的である・・・・。