TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 小江戸川越を歩いた日のこと

 24年振りに従兄のSSさんに会うために埼玉県坂戸市若葉に赴いた。およそ57年前、北大に入学し札幌市に住むことになった。19歳の春であった。その頃、偶然にも従兄のSSさんが日本出版販売の札幌支店に転勤となり札幌市に在住していた。入学して下宿が決まるまでの2週間くらいの間、日本出版販売の男子独身寮に転がり込んでいた。故郷の群馬から布団夜具もまだ届いていなかったので使い古した余っていた布団にくるまって眠った。4月初めはまだ寒いので広い独身寮では達磨ストーブに石炭を焚いて暖をとっていた。古き良き時代であった。
 本日は東部東上線若葉駅周辺でラーメン昼食を食べて、そのあとマクドナルドコーヒー一杯で二時間ほど旧交を温めた。SSさんには尽くせぬほどの恩義がある。私が行った二年後くらいにSSさんは結婚されたので、日曜日の夕方には夕食を馳走になりに頻繁に訪問した。そのころから日本テレビの「笑点」があり、テレビを見ながらジンギスカンを食べビールを飲んでいたのを思い出す。貧乏学生であった私にとってたんぱく質補給に恵まれた機会だった。
 若葉台で2時間ほど過ごした後、念願の小江戸川越の街をぶらついた。東武川越駅で下車して、東口からクレアモールを10分ほど歩くと産業観光館(小江戸蔵里)に至る。さらに少し進むと川越熊野神社の鳥居がある。さらに、中央通り(昭和の街)をぶらつくと蔵作り街並みが続く仲町に至る。一台の人力車が若い女性の観光客を載せてゆっくりと進んでいた。さらに進むと大沢家住宅、「時の鐘」があるのだが、時間切れで本川越(西部新宿線)の駅に移動して帰路に就いた。幾つか、名所旧跡の解説を転記しておきたい。

大沢家住宅(国指定重要文化財)■
 川越にある最古の蔵造り。寛政四年(1792年)に豪商、近江屋半右衛門が呉服太物を商うための店舗として建てた商家である。

時の鐘(市指定文化財
 江戸時代の寛永年間(1624~44)に、川越藩主、酒井忠勝によって建てられた。現存の鐘楼は、明治時代の川越大火のの直後に再建されたものである。約390年もの間、時を刻み、今も1日4回(6時、正午、15時、18時)、由緒ある鐘音を響かせている。

(ここまで)