TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 気になる本『逆境を生き抜くための教養(出口治明)』と『老いを愛ずる(中村桂子)』、他のこと

 本日の新聞広告から気になる本を拾っておきたい。最近は気になっても読み切れない本が多い。若いころは気になると買って積読して40年後の今読んでいる本もある。いまは40年後はないので図書館にリクエストして読むことにしている。

(1)『逆境を生き抜くための教養(出口治明)』、幻冬舎新書,990円。
 実は出口さんの本は読んだことはない。出口さんは、日本生命他の勤務を経て,還暦で「ライフネット生命」を起業。社長、会長を経て2018年1月から、立命館アジア太平洋大学(APU)学長に就任した。「世界史」の本が書店に並んでいて、企業人としては変わったひとだなと思っていた。この出口さんが、脳卒中になったことの情報も知っていた。出口さんが脳卒中からの生還を書いたのが今度の本だ。
 <僕を失語症と右半身麻痺から立ち直らせてくれた「物事の考え方」と「知識」をお伝えしましょう。>
 ということだ。こういうことが書いてあるらしい。①逆境の時こそ、歴史を学ぶことが大切。②自分の努力や才能が足りなかったと責めなくていい。③人類は「運」と「偶然」によって進化してきた。④運命を受け入れてベストを尽くす。

 出口さんは、壮烈なリハビリ麻痺を乗り越えたんだろう。読んでみたい。

(2)『老いを愛ずる(中村桂子)』、中公新書ラクレ、902円。
 分子生物学中村桂子さんのことは40年前の医学記者時代から知っていた。ただ講演も数回しか聞いた事がなかった。岡田節人さんとかが活躍していた頃だ。中村さんは三菱生命科学研究所にもおられたかもしれない。最近はJT生命誌研究館名誉館長になっている。「80代で辿り着いた。「これでいいのだ」が書いてあるらしい。
  <これぞレジェンド科学者流「人生の味わい方」、あなたも今日から老い方上手。>
 この本も老い方のハウツー本かな?

(3)『まんがでわかる 中村天風の教え』(あさ出版、1,320円)
 天風といえば宇野千代さんも書いている。合気道をやる人は天風さんが好きだ。読んでみたい。