先日読んだ横田南嶺さん(円覚寺管長)の本に坂村真民という詩人のことがでていた。この方は引退してからは午後3時頃には床に就き午前零時に起きて詩作(思索)にいそしんで詩を作った稀有な詩人だ。
早起きして稲盛さんの本を読み継いだ。「利他の思いから行動すれば自らのもとに返ってくる」の項目にこうあった。
<利他の心をもち、よき行いをすることは、おのずと運命を公転させることにつながる。宇宙にはそのような”因果の法則”が、厳然と存在しています。>
翻って毎日毎日、私はブログを書き継いでいるがすべて「利己の心」に基づいている。「私の人生はなんだったのか?」「わたしは正しくいきてこなかったか?」諸々の邪念がこころを今もよぎる。一日一カ所の掃除をしよう。一昨日はトイレ掃除、その次は台所のガスレンジの蓋の掃除をした。それでもこころは晴れない。
私が生きていることがす他を利することができるのだろうか。そのためには、まずは同伴者が気持ちよく過ごせる配慮をするしかない・・・と気が付く。