TomyDaddyのブログ

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「私のC型肝炎物語」第6章: ハーボニーに挑戦―(7)HCVウイルス再燃― 服薬終了後35日

(7) 「私のC型肝炎物語」 第6章: ハーボニーに挑戦― HCVウイルス再燃: 服薬終了後35日目

 

  本日はハーボニーの服薬終了後に初めての東大病院(HCV内科)の受診日だ。午前8時45分頃に家を出て若葉台駅経由で本郷三丁目へ行った。

  ■服薬終了後の初受診■

  • 2017年1月10日:

(85) 2017年1月10日(火):服薬終了後7日目。10時18分には東大病院の受付を済ます。本日は正月休み明けのためか外来がとても混んでいる。採血にも20分くらいを待たされ、10時40分頃になった。内科受診は、さらに1時間後の11時30分頃になった。採血結果はAST、42、ALT 42、γ-GTP 32と少しだけ下がっていた。今回の血液検査結果から判断すると、ハーボニー治療は上手くいっていない。前回のMSD社の治験(2015年4月7日~6月28日)の時には、服薬開始の2 週間くらいからAST、ALTが急激に下がって20くらいになっていた。それと比較するとハーボニー服薬では、ASTとALTの数値は当初から高い。浅岡先生の話ではハーボニー服薬8週目頃(2016年12月6日)に、「HCV-RNAはケンシュツセズ」になっていた。

  本日(2017年1月10日)の検査結果が出ないと何とも言えないが治療は失敗であろう。本日の採血材料は院外でのPCR検査に出してある。最終結果は次回にならないとでない。ウルソの服薬を再開するか否かは、次回の診察(2月7日)まで待つことになった。内科診察の後で超音波の受付を11時50分頃に行った。12時10分~13時頃まで生理検査室の前で、超音波検査の呼び出しを待っていた。予定は13時30分であったが、少し早まり13時頃には超音波検査を終了した。そのあと肝臓の固さを測るフィブロスキャン検査を受ける。内科受付の処理、支払い受付も済ませて、14時頃に地階の三四郎で遅めの昼食として、豚肉の生姜焼き定食を食べた。14時30分頃から1階の会計で支払いを待つが、私の番号はボードに表示されない。支払いができたのは漸く15時頃であった。

  ■私にはハーボニーも効かないのか?■

  正直なところ本日は気分が落ち込んでしまった。新薬ハーボニーは、承認に至る治験段階において100%近い治癒率(SVR)とのことである。私のHCVは何故に排除できないのであろうか?前回MSD(メルク・シャープ・ドーム)社での治験参加の結果として、新たなウイルス変異(Y93)ができたためであろうか?わからない。今回も失敗しても、「私のC型肝炎物語」をまとめる作業は予定通りに取り掛かることにしよう。

この日の採血によるPCR検査結果は、「HCV-RNAケンシュツセズ」と出ていた。しかし、その後も私のHCVは生き残っていた。

(86) 2月7日(火):服薬終了後35日目。本日は前回のDM内科受診から2週間ぶり、HCV内科は4週間ぶりの受診日だった。予期(心配)した通り、AST、ALT、44、52と共に前回より高い。しかし、前回の採血(1月10日)の折に依頼していたPCR検査で、ウイルスは「ケンシュツセズ」になっていた。肝臓関連の数値は、服薬開始前(2016年10月11日)の結果、AST、ALT、56、52と同じくらいである。HCVウイルスは元に戻っているとしか考えられない。

浅岡先生は次回の受診予約を4月4日(火)としたが、少し早めて3月7日(火)に入れて貰った。この日には本日の採血によるウイルス検査結果が出ているであろう。予測していたとはいえ気持ちは落ち込んだまま帰路に就いた。この日2月7日受診からウルソ服薬(毎食後3錠)を再開した。再び従来通りの経過観察の日々が始まった。

  ■HCVウイルス再燃―ウイルス量5.2■

  • 2017年3月7日(火):

(87) 3月7日(火):服薬後63日目。起床6時10分。朝食6時30分。出発7時7分。本日は東大病院受診(HCV内科)の日である。はるひ野駅を7時7分に出て本郷三丁目に8時37分に着いた。8時45分に受付して9時45分に診察となった。1カ月前の2月7に日にHCVウイルスは再燃して、HCV-RNAが5.2と元の数値に戻っていた。本日の血液検査の結果、AST、ALTは100、97と上昇していた。この数値は最近ではとても高値である。何とも言えない気持ちのままで帰宅した。

  午前11時50分頃に帰宅して直ぐに妻のY子と散歩に行った。12時15分頃に戻ると義妹のM子が車で到着していた。M子の誕生日が3月6日なのでY子が食事に招いたのだ。Y子とM子は近くのイタリアンレストラン「アベーテ」にランチに行った。私は自宅でカレーの残りに饂飩を入れて食べた。食後に休憩していると16時頃にY子から「雨が降って来たので迎えに来てほしい」と電話があり、アベーテへ車で迎えに行った。午後には義父のTT氏が残していった中央公論社の絵画集『坂本繁二郎』と『鏑木清方』の二つの解説書を読んで過ごした。

  (2018.12.18)

(「私のC型肝炎物語」 第6章: ハーボニーに挑戦―〔7〕 HCVウイルス再燃: 服薬終了後35日)