TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「私のC型肝炎物語」第6章: ハーボニーに挑戦―(8)HCVウイルス再燃:対症療法ウルソ3錠毎食後を継続

(8) HCVウイルス再燃: 対症療法―ウルソ三錠服薬毎食後を再開

 

  夢の新薬ハーボニーでは再治療であっても95%のSVRが得られているというのに、私の場合は治験に続いて又してもHCV排除ができなかった。SVRはSustained Virological Responseの略(頭字語)である。ウイルス学的著効あるいは持続的陰性化ともいわれる。読んで字のごとくで、治療を終えて24週間たった時点での血液検査でウイルスが陰性化していればSVRと判定する

  ■対症療法に戻る―ウルソ3錠毎食後

  • 2017年4月4日(火):

(88) 4月4日(火): 服薬終了後91日。起床6時5分。朝食6時30分。出発7時7分。本日は4週間ぶりの東大病院受診日だ。DM内科とHCV内科のダブル受診日である。診察の前から心の中は慄いていた。3月7日の時点で、AST,ALTが、100、97と高値であったが、本日はAST、ALT数値が39、37とハーボニー治療前の数値に戻っていた。

「前回のように100を越えていたらどうしたらよいだろうか?」と心配していたので少しほっとした。

 「これからも新しい薬がでてきますから・・・」と慰めの言葉を主治医の浅岡先生が言われた。「ウイルスの変異があるためでしょうか?効かない5%に入ってしまったのですね!次回に新しい薬に挑戦するとしたら、その前にウイルスの遺伝子検査をやってからにしたい・・・」、と私はお伝えした。「虎の門病院か武蔵野日赤病院に行かないと検査はできません」という応えであった。

浅岡先生の説明も不足であるが、私の調査も不足であった。C型肝炎の治療に際しては医療費助成がでる。各都道府県に「肝炎治療拠点病院」が指定されており、医療費助成申請のためには、拠点病院における検査が義務付けられていたのである。東大病院(消化器内科)は拠点病院ではなかったことになる。

  2017年4月4日の受診以降は再び展望のもてない毎日が始まった。この頃の日々を受診日と血液検査結果と体調を中心に記録する。

  ■合気道の水曜(夜)稽古を再開■

 (89) 4月5日(水):6時50分起床。この日から新しい試みに踏み出した。久しぶりに合気道の水曜日夜の稽古に参加することにした。稽古の前に指導者のYさんに稽古復帰をお伝えして了解を得ておいた。そのためか二人目の指導者の受け相手に指名された。右膝の痛みが少し和らいできて正座ができた。稽古に行く前は身体がボロボロであった。帰宅時には身体が軽い感じがした。

 (90) 4月26日(水):6時起床。出版健保組合の定期健診を受けた。AST、ALT、γGTPは50、39、47であった。ヘモグロビンA1cが7.1であった。ハーボニー失敗後の4月4日からビールほかアルコールを再開したので高値になったようだ。健診のあとモーニングコーヒーで朝食にした。そのあとで駿河台の中大会館で高校時代の友人TY君にあった。11時30分~15時過ぎまで中大会館で旧交を温めた。16時頃に帰宅して1時間くらい休憩してから木刀振りを100回行った。夕食はマーボ豆腐で焼酎も飲んだ。風呂に入って21時過ぎには床に就いたがトイレに5~6回起きた。朝方になってやっと健診で飲んだバリウムが出た。

 (91) 5月30日(火):起床6時40分。本日は東大病院(DM内科)受診日だ。7時7分のはるひ野駅発で出発した。4月29日~5月29日の間は1カ月禁酒して臨んだ。AST、ALT、γ-GTPは47、42、38であった。γ-GTPは禁酒の効果がでていた。食事と運動には気をつけてきたのに血糖(GA)値が高い。朝食にはパンをやめたが、お腹が空いて途中でお菓子を食べるのがよくないのだろう。

  (2018.12.19)

(「私のC型肝炎物語」 第6章:ハーボニーに挑戦―〔8〕 HCVウイルス再燃: 対症療法ウルソ3錠毎食後を継続)