TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「私のC型肝炎物語」第7章 : マヴィレット治療への挑戦―(1) 町田市肝臓友の会講演会でマヴィレットを知る

(1) 「私のC型肝炎物語」第7章: マヴィレット治療への挑戦― 町田市肝臓友の会講演会でマヴィレットを知る

 

2017年8月1日の受診で、新薬ジメンシー配合錠の服薬を見送ってから、淡々とした毎日が続いた。

    ■マヴィレットへの助走

  • 2017年9月19日:

(1) 9月19日(火):起床5時40分。本日は1.5カ月振りの東大病院 (DM内科) 受診日だ。朝食を6時20分頃に自宅で食べてから出発した。採血は8時40分頃であったので、ちょうど食後2時間くらいの血糖値測定となる。グリコアルブミン(GA)が20.1、血糖値114と前回(8月1日)より下がっていた。AST、ALT、γGTPは46、40、38とこちらも少し下がっていた。血小板(Plt)は12.4と低いながらも前回よりは少し増えていた。一安心して気持ちが緩んだ。夕方の買い物時に焼酎(180㏄)を買ってきて夕食時に飲んだ。

(2) 10月2日(月):起床6時50分。朝食後に一休みして栗平の池内クリニックへ行った。昨日は身体が重い感じがしたので風呂に入らずに21時頃には床に就いた。しかし1時間おきにトイレに起きており午前4時くらいまでうまく眠れなかった。風邪の症状がやはりあるので早めにクリニックを受診した。池内クリニックは全くの初めてであるが栗平駅の近くなので今後のために受診した。池内孝夫医師は、元稲田登戸病院内科の勤務医だった方のようだ。熱は平熱、血圧も正常値内だった。採血して簡単な血液検査を受けた。白血球7.5、赤血球415、血小板10.8であった。やはり白血球が通常の倍くらいある。感染症のようだ。血小板は10.8と少ないままだ。鼻づまり・咳があったので以下の薬を処方された。①ジスロマック錠250㎎1回/日;3日分(細菌感染症の薬)、②ギブレス錠10㎎就寝前1回;5日分(気管支喘息の薬)、③アストミン錠10㎎10㎎(咳止め)、ムコダイン錠500㎎(去痰、鼻づまり防止)1日3回、毎食後;5日分。帰宅して食後に初回の服薬を済ませた。14時から16時30分まで昼寝をした。やはり体調を崩していた。

   ■町田肝臓友のの講演

  • 2017年10月8日:

(3) 10月8日(火):起床6時50分。風邪がまだ治り切っていなかった。しかし、思い切って午前11時頃に家を出て町田に出向いた。町田市福祉会館で開催の「町田肝臓友の会」講演会に参加するためだった。早めに着いて町田駅の近くの磯丸水産で秋刀魚定食の昼食を済ませて、13時には会場に着いた。この折の講演会で得た情報に私は一縷の望みをつないだ。

この講演会の直前の2017年9月27日にマヴィレットの保険適応が承認されていた。講演会の講師は千葉大学教授の加藤直也さんだった。

加藤先生もマヴィレットの紹介をしていた。講演内容はC型やB型ウイルス肝炎の最新の治療だけでなく、新薬によるウイルス駆除後に癌の発症がみられることにも触れていた。むしろ脂肪肝、非アルコール性脂肪肝(NASH)が増加していることも指摘された。「ハーボニー他の新薬の登場でC型ウイルス肝炎は100%近く治せるようになった」との現状報告に私は愕然とした。後日に送付を受けた「東京肝臓の広場」という冊子によると当日の参加者は68名だった。

   ■ハーボニー失敗後の対応について質問■

講演後、質問用紙に、「2015年に治験(承認前のグラジナ・エレルサ)及び2016年~2017年にハーボニー治療で失敗したことを書いて、「今後どうしたらよいか?」と尋ねた。「これからも良い薬が出てくるので希望を捨てないように!」という慰めとも取れる回答であった。

「マヴィレット適応に私もなるのではないか?」という微かな希望を、この時に感じた。しかし、ハーボニー服薬失敗が心を重くしたままだった。講演終了後にがっくりと疲れを覚え、「アンケート用紙」も提出せずに暗い気持ちで直ぐに帰宅した。

(2018.12.21)

(「私のC型肝炎物語」第7章:マヴィレット治療への挑戦―〔1〕 町田市肝臓友の会講演会でマヴィレットを知る)