（18） 「私のＣ型肝炎物語」 第7章：マヴィレット治療への挑戦― 服薬開始10週間目：心身を合気道の稽古で整えた！
■服薬10週目■
- 2018年5月3日（木）～5月9日（水）：
（64） 5月3日（木）：7時15分に起床。朝食は7時50分～8時30分。服薬は8時44分。本日は憲法記念日である。昨夜は雨が激しかった。朝方も小雨模様であったが朝食後には止んでいた。明日からJ君とRチャンたちが泊りに来るので1階のピアノ室と中部屋（居間）をロボコンで掃除した。その後で水拭き掃除もした。既に雨は止んでいた。Y子がポストにハガキを出すのに便乗して朝のうちに散歩に出た。ポストから線路わきの道を進み左回りにはるひ野4丁目に出た。横峯湿地の横から横山の道に入り左回りに陽だまり公園に戻ってきた。途中で半鐘蔓やウラシマソウを観察した。夕方は昨夜の雨で馬鈴薯の根元が痛んでいたので土寄せと草取りをした。序でに玉ねぎの根元に自生していた風蝶草の苗をポットに移植した。更に金柑の剪定、蜜柑の枝を支柱で固定する作業をした。
本日はマヴィレット服薬64日目であった。体調の変化は感じられない。
（65） 5月4日（金）：本日は6時45分に起床した。朝食は7時30分～8時13分。服薬は8時14分。昨夜は23時20分頃に床に就いた。4時20分頃にトイレに起きた。次には午前6時15分頃に目覚めたが再び眠り起きたのは7時15分頃であった。目が覚めるまで、I書院の後半にお世話になったIK先生（東大神経内科）の夢をみていた。ご自宅にお電話をしたいのだが、その番号をどうしても思い出せないのだった。
本日はS家が遊びに来て一緒に多摩動物公園に行くことになっていた。朝食後に玄関周りの掃除をしていると、S家が車で9時30分頃に到着した。Y子は暑い中を歩くのはつらいというので私だけが同行した。10時過ぎに自宅を出てはるひ野から多摩センターでモノレールに乗り換えて多摩動物公園には10時半頃に到着した。子どもの日で、5月4、5日の両日は、で特別に多摩動物公園は無料開放をしていた。私たちは中央門から入り右周りにアフリカ館方向を目指した。5分位入ったところで早くもお握りを食べて昼食休憩をした。動物公園は大勢の子供ずれの若い家族に時折お爺ちゃん、おばあちゃんが加わったグループが多かった。最初に象をみた。それからライオン、オランウータン、キリン等々を見た。アフリカの次にオーストラリア館に行ったが、コアラは眠っていた。１時間くらい園内を散策した。マレーシアの獏も見た。天気は良かったが、さわやかな緑に囲まれてそよ風もあったので、それ程疲れも感じなく快適な散歩であった。2時間余りで動物公園は切り上げて帰途に就いた。
13時30分頃には家に着いたので、余りの早い帰りなのでY子は驚いていた。私は疲れたので14時から15時頃まで一休みする。その間に次女の連れ合いのS君が焼肉の準備をしてくれていた。15時から17時頃まで庭先のウッドデッキで炭焼き焼肉をみんなで食べた。私はM君とビールで乾杯した。350㏄の札幌缶ビール1缶を飲んだ。たった1缶で酔いを感じた。2缶目はノンアルコールビールを飲んだ。さらに、牛たんやカルビ焼きを食べてキリンビール１缶を飲んだ。17時頃に孫のJ君（9歳）が治療中の虫歯が痛いと訴えた。急遽、母親のYがJ君を海老名のかかりつけの歯科医院まで連れて行くことになり17時30分頃に出発した。この突発事件のために焼き肉はお開きにした。連休の中日の金曜日なのに歯医者が開いていて事なきを得た。
本日はマヴィレット服薬の64日目である。9週間は過ぎた。薬が効いているのならば既に結果は出ているかもしれない。多摩動物公園で歩いている時にも身体の疲れはあまり感じなかった。しかし、焼肉の時に缶ビール１缶ですっかり眠くなってしまった。やはり71歳という年齢が、体力低下を招いているのだろう。
■心身を合気道の稽古で整えた■
（66） 5月5日（土）：本日は7時10分に起床する。朝食は7時40分～8時40分。服薬は8時42分。今朝は午前4時20分頃にトイレに起きた。次に目覚めたのは6時30分。起きたのは7時10分位であった。昨夜はS家が泊まったので6人分の朝食を用意した。7時50分頃から、J君とRチャンと妻Y子と私の四人で先に食べた。9時～9時30分にかけてトイレ掃除を行った。J君とM氏は川崎フロンターレとFC東京のサッカー試合を見るために午前10時前に等々力競技場へと出発した。そのあと私が庭の水やりをしているとRちゃんが下りてきて自転車に乗れるようになったので見てあげた。そのあと故障していた階段上の押し出し窓の不具合を修理した。10時40分ころには次女Yが焼きそばを作ってくれたので早めの昼食を食べた。
一休みしてから11時50分に家を出て12時4分発ではるひ野から新百合ヶ丘へ行く。12時25分ころには第二部道場に入り念入りなストレッチをしてから、合気道の稽古に臨んだ。本日は子供の日で参加者は少なかった。Sさんの指導で片手取りの各種技を稽古した。最近の稽古では力を抜くこと、軽く握って相手を感ずること、身体の中心で受けること、受け身の際に粘ることを意識している。合気道は15時頃に終了。15時17分新百合ヶ丘発の唐木田行きで帰宅した。16時10分～17時頃まで休息した。夕食は次女のYが海鮮具入りのパエリアを作ってくれた。18時頃からRとお風呂に入った。18時過ぎにはJたちも帰ってきた。夕食は19時～20時頃に6人で食べた。20時30分頃にSは帰宅した。帰宅の前に「T霊園」の継承についてYとM氏の考えを聞いた。詳細はノートに記録したがここでは省く。
本日でマヴィレット服薬66日を経過した。身体の調子は悪くはない。しかし、合気道の稽古に行く前にはどうしても、気持ちの面の落ち込みが激しいものがある。
■マヴィレット服薬67日■
（67） 5月6日（日）：7時15分に起床する。朝食は7時40分～8時30分。服薬は8時46分。昨日は合気道の稽古に行ったのにも関わらず、夜中に2回もトイレに起きた。起きたのは７時15分ころであった。朝食後にトイレ掃除を行った。天気がとてもよくて洗濯もY子が行ったので風呂の掃除をした。11時30分ころに家を出て車で小山田緑地に行った。ナビを頼りに尾根幹道を進んで30分位で到着した。駐車場がかなり混んでいたが幸いにも駐車は直ぐに出来た。入り口から少し入ったところのベンチで早めの昼食をとる。私はY子が保存食から作ったお握りを4個くらい食べた。少し水気が多すぎて余り美味ではなかった。そのあと左回りに運動広場、芝生広場と進みながら少し休んだ。そのあと山を下って管理センターに行く。管理センターから第一駐車場方向に登って竹林の中道を下って一周する形で駐車場に戻った。帰りはナビを頼りに中山分園に行こうとしたが道を間違えて大回りして尾根幹道へ戻って帰宅した。夕食は帰りに都民生協で「カルビ弁当」とお刺身セットを購入してきて、簡単に済ませた。山の中道はあまり長く歩かなかったので、歩行距離は6000歩くらいであった。
本日はマヴィレット服薬67日目である。夕食時にはビールを飲まずにひたすら咀嚼を意識して食べた。そのためか就寝時にはお腹が空っぽで調子はよい。寝る前にLINEをチェックしたら三女のRから連絡あり、KＨのお姉さんが無事に赤ちゃんを産んだとのことであった。まずは目出度い。40歳近い年齢と身体に病気を抱えており本当によかったと思う。
（68 ）5月７日（月）：7時15分に起床。朝食は7時50分～8時20分。服薬は8時28分。朝食後に少しだけ庭の世話をする。庭の畑の馬鈴薯はすっかり育ってきて覆い尽くすようになってきた。余りに葉の勢いがあるので果たして根元で肝心の芋が育っているのか心配になるくらいだ。初めて植えた玉ねぎも順調だ。苗は一束百円位で買ったので上手く収穫できれば楽しみである。朝からどんよりと曇っていて午後からは雨になるかもしれないというので午前中にY子と散歩に出た。若葉台へ行き郵便局で記帳してからヤオコーへ行った。ブロッコリーと昼食のパンを購入してから図書館へ行った。Y子が本を見ている間に私だけが「コーチャン・フォー」に行って道路地図を購入した。12時20分ころには帰宅して、パンの昼食にした。14時頃から一休みする。その頃から雨が降ってきた。夕方には恒例の木刀振り（100回）を行う。18時頃から夕食の準備をし、鮭をおかずにして夕食を食べる。夕食にはビールは飲まなかった。食後もなんだか身体が重いので再び一休みする。21時頃から明日の若葉台英語サークルの準備をする。内館牧子『終わった人』について短く英語で話すことにして準備を行った。そのあと「私のC型肝炎物語」のハーボニー服薬記録の部分を記入した。ハーボニーは、2016年10月から飲み始めて2017年の1月3日に終了した。現在のマヴィレットと同じように12週間の服薬を完遂したのだった。その時も副作用はほとんど感じないで過ごしたことが思い出されて不安になる。
（69） 5月8日（火）：7時15分に起床。朝食は7時40分～8時20分。服薬は8時23分。久し振り（多分40日ぶり？）に若葉台の英語に参加した。私は準備した内館牧子『終わった人』について話した。英語のT先生がパリ及び英国の旅から帰って来たばかりである。彼は英国の河川の特徴について話した。
マヴレットは、服薬69日目である。体調に大きな変化はない。しかし心の乱れが大きいままだ。
■マヴィレット最終処方だ■
（70） 5月9日（水）：7時5分に起床。朝食は7時20分～7時50分。服薬は7時51分。本日はマヴィレット処方6回目（最終回）の診療日だ。朝食を簡単にするために昨夜はY子がゆで卵を3個作っておいてくれた。本日も2週間前の受診日（4月25日）と同じように朝から雨が降っていた。小振りの雨の中を8時10分ころに家をでた。はるひ野8時18分、新百合ヶ丘8時29分、代々木上原8時59分、本郷三丁目駅に9時29分に到着した。東大病院に9時40分に着く。採血は9時53分頃であった。採血の後で止血が不十分で腕から血液が滲んできてシャツの袖が少し汚れてしまった。受付の方に声をかけて再度止血をしてもらった。採血まで順調に終了して内科受付の後で2階のまち廊下で待っていた。内館牧子『終わった人を』を読んで10時51分頃に中待合室に呼ばれた。私の診療予約は11時10分～20分の枠であったが、呼ばれたのは11時35分ころであった。
■肝臓関連の数値は基準値内に■
中川先生はPCのデータを見ながら、「全く問題はないですね！」と言われた。「どうですか？」と尋ねられたので、「変りはないです」と応じた。
血液検査の結果は以下のようであった。AST、ALT、γGTPは25、18、23。この数値は前回よりも少しだけだが下っていた。血小板は12.0なので、こちらも何故か下降していた。ウイルスは無くなっても肝臓の固さは回復していないのであろう。一方、糖尿病（DM）関連の数値をみると、グルコース137、インスリン17と共に前回よも数値が上昇していた。本日は午前7時30分頃に朝食を摂った。採血は9時53分ころなので食後2時間の数値で食後の高血糖が持続しているのかもしれない。いずれにしても私の糖尿病の管理は不十分だ。診察は早く済んだが、会計がなかなか終わらない。先に地下1階食堂で鯖定食（900円）の昼食を済ませた。
会計を済ませて竹内調剤薬局で最後のマヴィレットを頂戴したのは14時過ぎになってしまった。会計は内科診療が3000円（2割負担）、マヴィレットは7000円であった。とにもかくにもマヴィレットの治療は最終段階に到達した。帰りは本郷三丁目から国会議事堂、新百合ヶ丘と乗りついで15時30分頃に帰宅した。
Y子は友達のTさんが午前中に来てくれたので午前中から家にいた。私は16時から少し仮眠して、その後アンパン2個、サンドイッチ一つとコーヒーを飲んで合気道の稽古に出かけた。18時40分～20時までYさんの指導でたっぷりと稽古をした。横面打ちの捌きからの各種技の稽古をした。捌き方についてYさんの指導を受けた。
本日でマヴィレット服薬70日（10週）が終了した。最終結果は服薬終了（5月23日）して、さらに12週後（8月15日）まで待たねばならない。しかし、現在までマヴィレット服薬は順調に推移した。2015年のMSD治験薬の時と検査結果は同様である。あの時は服薬終了後の3週間で再燃してしまった。このことを思うとまだ安心はできないが、本日までは順調であった。もしも本日の結果が悪かったならば、私は平静ではいられなかったであろう。妻のY子に本当に長いこと迷惑ばかり掛けてきた。今度は私が支えて行かなくてはならないのだ。
（2019.1．30）
（「私のＣ型肝炎物語」 第7章：マヴィレット治療への挑戦―〔18〕 服薬開始10週間目： 心身を合気道の稽古で整えた！）
