TomyDaddyのブログ

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私の「医人」たちの肖像― (39)西岡久寿樹さんと座談会「リウマチとはどのような病か?」 ~1985年4月25日(木)

(39)西岡久寿樹さんと座談会「リウマチとはどのような病か?」 ~1985年4月25日(木)

 

 1985年4月25日(木曜日)。夕刻の18時~20時30分頃まで、リウマチをテーマの鼎談(西岡久寿樹・秋月正史・七川歓次)を収録した。西岡久壽樹先生に私が企画相談して、この座談会が成立した。

■座談会「リウマチとはどのような病か?■
●1985年4月25日:

 鼎談「リウマチとはどのような病か」の出席者の陣容と所属(当時)は、以下のようであった。司会の七川歓次さん(滋賀医科大学教授・整形外科)、西岡久寿樹さん(東京女子医科大学教授・リウマチ・痛風センター)、秋月正史さん(慶応義塾大学 内科・膠原病)。掲載にあたりイントロに次のような文章を書いた。
 「古くて新しい病イ、リウマチとはどのような病であろうか?一般にリウマチ(rheumatism)と言われている病には,筋骨格系疾患、膠原病、通風など多くの疾患が含まれ、わが国の患者数も極めて多く、一説には1000万人近いとも推計されている。ところが、病の受け皿としての治療態勢の立ち遅れが指摘され、患者が最初に何処を受診したらよいのかと逡巡する現実も否めない。」
 「リウマチとはどのような病か―臨床リウマチ学への展望」のタイトルで、収録した座談会を医学界新聞・第1662号(1985年8月19日)に掲載した。
 このときから30数年が経過した現在(2019年)リウマチ医療はどうなっているのだろうか? リウマチは自己免疫疾患の一つと言われている。厄介な病であるのはいまも変わらないようだ。七川先生は、その後も整形外科関係の学会等でよく見かけた。残念ながら七川先生そして秋月先生とは、このあと仕事上のお付き合いに発展しなかった。七川さんは整形外科医であるが、日本リウマチ学会の創設に尽力された。2014年5月3日に93歳で逝去された。秋月さんは、「秋月リウマチ科」というクリニックを、横浜市西区で開業されている。リウマチ、アレルギーに特化した内科医院のようだ。
(2019.2.26)

(私の「医人」たちの肖像―〔39〕西岡久寿樹さんと座談会「リウマチとはどのような病か?」~1985年4月25日)