本日2019年4月4日（木曜日）に英国の科学雑誌Nature創刊150周年記念講演会が東京・本郷の東京大学安田講堂で午後13時から18時まで開催された。" The Future of Japanese Science " という表題でパネルディスカッションが行われた。Natureの東京支局が開かれたのは1984年のことだ。私は初代支局長Alun Anderson さんの知遇をえた。その時のことは私のブログシリーズの一つ「私の医人たちの肖像―（20）「Alun Anderson ―Natureが日本にやってきた！1984」で触れた。この数年後には東京・新宿の京王プラザホテルでNataure Conference が大々的に開かれた。爾来、30年が経過してNatureが今回は、東京大学と共同で冒頭の記念講演会を開催した。
■日本の科学の将来への期待■
講演会では初めに、2016年のノーベル生理学・医学賞に輝いた大隅良典さん（東工大特任教授）及び柳澤正史（筑波大学教授・WPI-IIIS)、Magadalena Skipper (Nature 、編集長）によるKey Note Lectureが行われた。これを受けて、" The Future of Japanese Science ”というパネルディスカッションが行われた。
