TomyDaddyのブログ

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私の「医人」たちの肖像―(77) 畑中正一さんとインタビュー「癌遺伝子研究」 ~1989年10月24日(火)

(77)畑中正一さんとインタビュー「癌遺伝子研究」~1989年10月24日(火)

 

1989年10月23日(月)~26日(木)。名古屋市で開催された日本癌学会と日本癌治療学会へ取材に行った。医学界新聞の記者として漸くこの頃は一本立ちして独自取材をしていた。前任者のSH君と後輩のMN君が一緒だった。
■癌学会(名古屋)へ取材に行く■
●1989年10月23日~26日:
 
従来、癌学会と癌治療学会は別の時期(日程)で開かれるのが常であった。しかし、この年の名古屋では、癌学会と癌治療学会が、連続して開かれた。
 1989年10月24日(火)。名古屋観光ホテルのロビーで京都大学・畑中正一教授に、昼の12時に面会し、「癌遺伝子研究」についてインタビューを行った。取材3日目の10月25日(水)、SH君とMN君の三人で18時から20時頃まで飲食。翌26日(木)は後半の癌治療学会を取材してから帰京した。
■畑中正一氏に聞く「癌遺伝子研究の現在」■
●1989年10月24日(火):
 
1989年のノーベル生理学・医学賞が「レトロウイルスの癌遺伝子は正常細胞由来である」という発見(1976年)の業績で、米国ビショップ(J. Michael Bishop)とバーマス(Harold E. Varmus)両教授(UCSF)に決まったばかりであった。そこで、癌ウイルス研究者の畑中正一さんにノーベル賞に決まった癌遺伝子研究の解説をインタビュー形式でお願いした。このインタビュー記事に次のようなリードの文章を、書いた。
 「1989年のノーベル医学・生理学賞はビショップ(J. Michael Bishop)、バーマス(Harold E. Varmus)両教授(UCSF)の『レトロウイルスの癌遺伝子は正常細胞由来である』という1976年の発見に与えられた。この発見以降、癌遺伝子(オンコジン)をキー・コンセプトとした癌研究は急速に発展してきている。ノーベル章の発表直後に名古屋市で開かれた第48回日本癌学会総会では、プロトオンコジン(細胞癌遺伝子)の正常機能、さらに最近脚光を浴びている癌抑制遺伝子も含め、癌遺伝子研究が花盛りであった。本号では、1989年のノーベル医学・生理学賞への軌跡を辿りながら癌遺伝子研究の現在までを畑中正一氏(京都大学教授・ウイルス研)に解説していただいた。」
 「癌遺伝子研究の現在―レトロウイルス-癌遺伝-増殖・分化-癌抑制遺伝子」のタイトルで、翌1990年の医学界新聞・第1878号(1990年1月8日付)に上記のインタビュー記事を掲載した。
(2019.4.28)
(私の「医人」たちの肖像―〔77〕畑中正一さんとインタビュー「癌遺伝子研究」~1989年10月24日)