TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

私の「医人」たちの肖像― (97)Robert Twycross さんと「緩和ケア医療」~1991年7月28日(日)

(97) Robert Twycross さんと「緩和ケア医療」~1991年7月28日(日)

 

 1991年7月28日(日)。トワイクロス博士の講演を聞きに、東京・三田の笹川記念会館に、午後12時30分~17時頃まで行ってきた。医療の新しい動向に関心を抱いて、日曜日の午後から講演会に参加した。日本にもがん治療における緩和ケアという概念が導入されて間もないころだ。
■トワイクロスさんと緩和ケア■
1991年7月28日(日):
 トワイクロスさんは、癌の緩和ケアの専門家である。トワイクロスさんが書いた“Introducing Palliative Care“1984年にが、『末期がん患者の診療マニュアル』というタイトルで、武田文和さんにより翻訳され、医学書院から出版(1987)されて数年経った田ころだ。
 トワイクロス(Robert Twycross)さんは、1941年1月29日に生まれ。1965年オックフォード大学を卒業。1971年に英国初のホスピスとして著名なセント・クリストファー・ホスピス(St. Christopher's Hospice)で臨床研究に従事した。ここでの臨床研究で、癌の痛み治療の標準化と簡素化に大きな貢献をした。この業績でオクスフォード大学から医学博士の学位を取得した。
 上段で紹介した本(1984年)の執筆時に、トワイクロスさんはオックスフォード大学緩和ケア講座の初代主任教授であった。今ではオクスフォード大学名誉教授となられている。
緩和ケアの普及に向けて
 「ロバート・トワイクロスさんを知らずして緩和ケアについて語ることはできない」と言われていた。日本でも癌治療における「緩和ケア」が、徐々に普及してきた。『トワイクロス先生の緩和ケア―QOLを高める症状マネージメントとエンドオブライフ・ケア』 (監訳:武田文和・的場元弘)が、新たに医学書院から2018年8月に刊行された。上記で紹介した初版(1984年)から数えて第五版の邦訳である。
 トワイクロスさんは、何回も来日している。2000年代初め頃にも、都内の何処かでも講演をお聞きしたと記憶している。
(2019.5.7)
(私の「医人」たちの肖像―〔97〕Robert Twycross さんと「緩和ケア医療」~1991年7月28日)