TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

私の「医人」たちの肖像―(108)樋野興夫さん③と座談会「癌研究の現状と将来」 ~1992年7月21日(火)

(108)樋野興夫さん②と座談会「癌研究の現状と将来」~1992年7月21日(火)

 

 1992年7月21日(火)。座談会「癌研究の現状と将来(清木元治・山村研一・広橋説雄・高橋玲・樋野興夫)」を、午後18時~21時に収録した。この企画は樋野興夫先生との相談で実現した。
■座談会「癌研究の現状と将来」■
●1992年7月21日(火):
 
癌遺伝子、がん抑制遺伝子研究の進展により変わりつつあり癌研究の現状を把握し、将来を展望するのが座談会の趣旨であった。樋野さんと相談の結果、大学教授ではなくて、比較的に若手の癌研究者に出席者を委嘱することにした。
 清木さんは、池袋の癌研から金沢大学に戻られて間もないころだった。山村さんは、山村雄一先生(元阪大総長)のご子息で、当時は熊本大学におられた。広橋さんは、国立がんセンターの病理部におられた。高橋さんは、京都大学・内科のご所属だった。何方も癌学会の発表でお名前は存じていたが、それまで直接お話をしたことはなかった。
 収録した座談会は、1992年10月開催の日本癌学会の前に、医学界新聞・第2011、2012号に、連載で掲載した。座談会の内容については、バックナンバーが手元に無いので残念ながら触れることができない。ご出席いただいた方々は、数年後には夫々の場所で責任ある地位に着き、日本の癌研究を牽引された。
(2019.6.2)

(私の「医人」たちの肖像―〔108〕樋野興夫さん②と「座談会「癌研究の現状と将来」~1992年7月21日)