映画「長いお別れ」を観てきた。
イオンシネマの予告で封切りを待っていた。これも映画になった「ちいさなお家」の
中島京子の同名の原作の映画化だ。
認知症を患って徐々に記憶を失っていく元校長先生の父親と家族の7年間を描いている。監督の中野量太さんは45歳と若い。地元
新百合ヶ丘にある
日本映画学校出身で2年くらいまえに初の商業長編「湯を沸かすほどの熱い愛」を作り高い評価を得ている。他愛のないストーリーであったが見てから心が暖かくなる感じがした。今回の映画は何時己の身に起こってきてもおかしくない物語だ。もし
認知症になって己が失われていったとしたらあのような状態では済まないだろうと思った。