「誤った知識の原因は、対象を誤った遠近法である」(トルストイ)
遠く離れた空や地平線は単純に見えるが、近くの対象は輪郭や色が複雑。だが認識の確かさ、重要さは、見え方の単純・複雑とは別だと、ロシアの作家は言う。
『人生論』(原卓也訳)から。
<コメント>鷲田さん、この「折々のことば」で何を言いたいのか?わからない。
トルストイの『人生論』を探して読んでみよう。
本日は朝から風呂場の大掃除をした。カビキラーを振りまいて念入りに天井のフィルターまで外して洗って付け替えた。見違えるほどにきれいになった。そんあことで、本日は、『百年の孤独』を開くことができなかった。
最後に、今日の気になる本を書いておく。
(1)『逃げる勇気』(和田秀樹、自由国民社、1485円)
「つらい場所でがんばらなくていい。逃げるというポジティヴな選択を」とある。興味がある。
(2)『老いてもヒグチ』(樋口恵子、清流出版、1650円)
(3)『ネガティヴ・ケイパビリティ』(ははぎ蓬生、 1430円)