TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2020-01-01から1年間の記事一覧

「新型コロナウイルスワクチンは全能ではない―ワクチン開発と接種の状況概観

楽天ブックスから届いた『新型コロナ7つの謎』(宮坂昌之著)を読み進めている。プロローグから第1章、第2章まで読んだ。第1章はインフルエンザウイルス、SARS,MERSの違い、エピデミック、パンデミックの中身の再確認ができた。第2章では、新型コロナウイル…

「新型コロナ7つの謎 COVID-19 最新免疫学からわかった病原体の正体」(宮坂昌之著)を買った

新型コロナウイルス(COVID-19 )と共に2020年もあと一日を残すこととなった。新型コロナウイルス感染拡大が報じられるごとに、新聞やテレビの報道を意識して読んだり聞いたりしてきた。新型コロナウイルスについて、ウイルス学的あるいは分子生物学的な解説…

マイナンバーカードが健康保検証になるんだって

マイナンバーカードの人気がもう一つらしい。三年ほどまえにマイナンバーカードが発足した時に、「あなたの番号はこれです」と証書が送らてきた。カードを入手するには、近影の顔写真を添付して区役所での手続きが必須であった。当時、連れ合いは大病の後で…

『ニッポンの小説』(高橋源一郎)を読んでいる

『ニッポンの小説』(高橋源一郎)を読んでいる。もう、最後のほう「ちからが足りなくて」の最終場面まできた。「ジョウゼツな文体」が読ませる。知的好奇心を刺激するのである。高橋さんの言うところの「日本の小説」がメイジの夏目漱石、国木田独歩、田山…

「酒は脳に来る!」のは本当のようだ。

酒は脳に来る!のは本当のようだ。12月23日から「一人酒」を止めた。つまり、誰かと共に飲む酒はのむが一人で飲むのを止めてみた。そして、今日は6日目だ。6日目にして効果が表れてきた。2日目の24日は禁酒した。その日に、連れ合いのYさんが夜の21時過ぎに…

「医師 中村哲73年の軌跡―アフガニスタンにささぐ人生・証言で知られざる原点に迫る(NHK)」を観た

中村哲さんは私と同学年である。中村さんは1946年9月生まれで、私は1947年1月生まれだ。福岡高校から1年浪人して1966年に九大医学部に入学している。私は1年浪人して1966年年に北大文学部に入学した。中村さんと私はまさに同時代人だ。中村さんは1973年に九…

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない

「ゆくりなく いざ鎌倉へ 爺じ婆ばら コロナウイルス 避けて通らん」 12月6日~7日に山の仲間と鎌倉散歩を楽しんだ。この折、呑気に上のような歌らしきものを作ってみた。残念なが、新型コロナウイルスは私たちの近くを避けてはくれない。じわじわと感染が拡…

朝日「歌壇」から選ぶ一首は

俳人の有馬朗人さんが急逝された。つい先日、テレビのインタビューに出て、日本の科学研究の将来を憂いていた。その数日後に亡くなった。有馬さんといえば物理学者で東大総長で、晩年に文部大臣bにもなった方だ。 「秋灯や絶学無憂なほ遠し」 絶学無憂とは…

図書館のある街に暮らす幸せ―ニッポンの小説ー百年の孤独(高橋源一郎)を借りてきた

『二ッポンの小説』(高橋源一郎)と『夜の谷を行く』(桐野夏生)を読みはじめた2020年12月23日)。両方とも稲城図書館の返却棚にあって「読んでください」と私に微笑みかけてきたように感じた。 高橋源一郎さんの文章は新聞と雑誌で読んで興味をもっていた…

「密」へのノスタルジー 捨てて生きる(五木寛之さん)」の記事を読んで思うこと

『大河の一滴』を読み終えた。この本(幻冬舎文庫)は、1998年4月に初出の本だからもう20年以上前に出た本だ。「オウム真理教」や、ニューヨークの貿易センタービルに飛行機が激突したころだ。いま読んでも感ずるところは多かった。「人はみな大河の一滴」に…

「一人酒」を止めよう

『脳寿命を延ばすー認知症にならない18の方法」(新井平伊)さんが届いた。 「一度に飲むより毎日飲む習慣のほうが、脳へのダメージは大きい」 こうハッキリと書いてあった。さらに、一人酒がよくないようだ。一人酒は人と喋らないで黙々と飲む。「陶然とし…

酒は脳にわるいか?―脳寿命を延ばすためにどうするか!

最近、短歌の本を読み継いでいて、「歌詠みにあたふる書」という正岡子規の有名な提言の本があると知った。読んでみたい。この本で子規は「写生」の奨めを提言しているらしい。読まないことには始まらない。ところで、「酒吞みに与ふる書」という本があった…

人はみな大河の一滴

五木寛之さんの『大河の一滴』を読み進めている。 この本とは全く関係ないのだが僕はキャッチボールができない少年だった。出来ないというよりやったことが無いのだ。僕が育った田舎の村の小学校に昭和28~29年頃に入学した。その頃は小学校も貧しくて生徒み…

『歌言葉雑記』(宮地伸一著)を読みはじめて思うこと

佐藤佐太郎さんの『短歌指導』をほぼ読んだ。後半「選歌と添削」「批評と添削」のところは後回しにして、今度は宮地伸一さんの『歌言葉雑記』に」取り掛かった。宮地伸一さんは、大正9年生まれで、土屋文明に師事して、アララギの編集員となりアララギの後…

新型コロナウイルス国内感染が20万人を超えた―2ヶ月弱で10万人増の記事を読んで

日本国内の新型コロナウイルス感染が10万人を超えたのは9月29日だった。初めて国内で感染が確認されたのは1月15日だった。10万人を超えるまでに9ヵ月弱だった。それが、「第3波」といわれる感染拡大で増加ペースが加速し、52日間で20万人に達した。 2020年1…

「愛生園90年 差別消えたか」を読んで思うこと

新型コロなウイルスの感染拡大が止まらない。合気道の仲間に、1年浪人して今年の春から大学生になった年少の友人がいる。彼の場合は、4月の入学から9月までは自宅学習が続き、9月の後期から漸く大学に行けるようになったと話していた。 2020年11月29日(日曜…

『文学、詩というものは精神生活を高め、強くする』(佐藤佐太郎)

『短歌指導』(佐藤佐太郎著)を先日来読み継いでいる。この本の「小序」に、脱稿時期が昭和38年秋分の日、と書いていある。随分、古い本なのだ。佐藤佐太郎さんは有名な歌人で斉藤茂吉のお弟子さんだ。この本は、「短歌入門ノオト」「短歌の話」「純粋短歌…

新型コロナワクチン ファイザーが日本国内でも初申請をした

新型コロナウイルスの日本国内の感染拡大が増加している。こんな状況なので、12月24日から, GoToトラベルを利用してン、2泊を予定していた逗子への小旅行を中止にした。 米製薬大手ファイザーは、12月18日、新型コロナウイルスワクチンについて、製造販売の承…

新型コロナウイルス感染最多822人東京

新型コロナウイルス感染拡大第3波到来を受けて、私の所属する合気道は稽古を12月5日から自粛した。以来、散歩のほ他は外出を控え静かに蟄居している。既に退職して年金生活者の私はこうして世の中の動きを静観していられるが、社会を動かしている人たちは如…

短歌はありのままに直接―「短歌のすすめ」を読み継いで思うこと

昨日から、佐藤佐太郎さんの「短歌指導」を読みはじめた。まだ、最初の「短歌のすすめ」のところを読んでいる。佐藤さんの本の記述は、「であります調」で記述してある。いかにも古めかしい目の前で話しているように書かれている。実際に、どこかでお話した…

北條民雄『いのちの初夜』の角川文庫が復刊された

『いのちの初夜』は青春の文学である。角川文庫の『いのちの初夜』はいまも私の本棚の何処かにあるだろう。この本を読む若い人は今は少ないかもしれない。私たちの世代の文学少年の必読書であったと思う。北條民雄は23歳で腸結核で亡くなっている。ハンセン…

佐藤佐太郎『短歌指導』を読みながら私の短歌概観

さりげなく 言いし言葉はありげなく 君も聴きつらむ それだけのこと (石川啄木) 上掲の啄木の歌が好きで暗唱していた。私は相聞歌を書くような恋愛の経験をもたない、人付き合いが下手な少年期をすごした。だからこそか、啄木の歌は憧れだった。 さて、木…

短歌表現の技術について思うこと

「銀(しろがね)も金(くがね)も玉もなにせむにまされる宝子に及かめやも」 (万葉集) これは余りにも有名な山上憶良の歌である。万葉集であるから今から1300年くらい前に作られたのだ。日本がはこんなにも長い間あまり変わっていなのだ。それにもまして…

GoTo 東京・名古屋も一時停止―年末年始をどう乗り切るか

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。第三波と言われている。 政府は、12月14日夕方、新型コロナウイルス感染症対策本部を開いた。観光政策「GoToトラベル」の一時停止をめぐり、札幌、大阪両市を目的地とする旅行は停止期間を延長し、東京都や名古屋…

長命な歌人「土屋文明さん」のことについて調べてみた

木俣修さんの『短歌の作り方』を読み継いでいる。この本は改訂版なのでよく読まれた本なのであろう。この本の「第5短歌の伝統」の近代の短歌の項目で、木俣さんは落合直文さんから木下利玄さんまで30名の歌人の歌を掲示し、その人となりも紹介している。そ…

どうなる神奈川県の新型コロナウイルス感染

新型コロナウイルスの神奈川県内における感染拡大が止まらない。神奈川県内では、12月11日、新規に285人の感染者が確認され、1日あたりの過去最多数を更新した。死者は二人。これで、県内で発表された感染者数は延べ1万4600人、死者は222人で(朝日新聞調べ…

ゲノム編集トマトって何だ

ゲノム編集といえばつい最近まで分子生物学の話かと思っていた。ところが、「ゲノム編集」がお茶の間に出てきた。本日(2020年12月12日)、朝日新聞の朝刊に、「ゲノム編集トマト流通へ」の見出しが一面にでていた。昨日のテレビのニュースでも紹介していた…

「人はみな大河の一滴」と「これからの哲学入門―未来を捨てて生きよ」について思うこと

『短歌の作り方』(木俣修)を読み継いでいる。第5章「短歌の伝統―VI 近代の短歌」まで読んできた。ここでは、落合直文、佐々木信綱、与謝野鉄幹、尾上柴舟、金子薫園、正岡子規、与謝野晶子、伊藤佐千夫、長塚節、窪田空穂、太田水穂、若山牧水、前田夕暮、…

『大河の一滴』(五木寛之)がやってきた―何も期待しないで生きる!

半年くらいまえに稲城市図書館にリクエストをしていた『大河の一滴』(五木寛之)の順番がきた。早速、読み始めた。予測通りの五木節が書いてある。五木さんがたしか「日刊ゲンダイ という新聞に連載されていたエッセイ(「風に吹かれて というタイトルだっ…

新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった

新型コロナウイルスのワクチン接種が、12月8日に、英国で始まった。米国の製薬会社ファイザーがベルギーで作った。接種対象となったのは、感染すると重症化のリスクが高い80歳以上の高齢者や介護施設の職員。英国は当面は80万回分を確保し、各地の拠点病院で…